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【メヴィ・ダイエット㉖】薬とサプリメントの違い

2021/11/28
 
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ダイエットインストラクター清水一成です。 2008年からダイエットの「やり方」と「その続け方」についてメールマガジンを通してお伝えしてきました。 痩せたい人やダイエットが続かない人の役に立つ、ダイエットの本当のところを配信していきます。

まずは前回の補足です。

前回の話で医療業界や医薬メーカーを、あまり良い感じのお伝え方をしませんでした。

ですが私は決して、医者は良くない、薬は良くないと言っているのではありません。

私だって、頭が痛い時には頭痛薬を飲みますし、怪我をしたり病気にかかれば医者にいきます。

また、もしかするとこれまで医者にかかった時、熱心に診療をしてくれて、医師に対して良い印象を持っている人も多いかもしれません。

そういう良い印象に対して、それは間違いだと言っているわけでもありません。

クリニックを開いてる医師や、組織の中にいても、患者のことを考えて熱心に診療してくれる医師はたくさんいます。

また勉強熱心で、栄養についても調べて自らの診療に取り入れている医師も、少数ですがいらっしゃいます。

ですから私がお伝えしたかったのは、「構造の問題」です。

個人個人の医師やメーカーで働く人の話ではなく、組織として、自分たちを脅かす可能性のあるものを、今後も排除しようという力は働くだろうという話です。

たとえばアメリカの例ですが・・・

アメリカの分子栄養学の界隈では、「ビタミンEは、発見されたすべての病気を治す」という評価を得るほど、ビタミンEの効果について、数多くの成果が発表されています。

ですがアメリカの医学界からは、その成果は、一切無視され続けているそうです。

それはナゼかというと、「特許が取れない栄養で病気が治ってしまったら、薬が売れなくなってしまうから」という理由だそうです。

また、無視するだけではなく、前回お伝えしたようなやり方(ビタミン◯◯は、△△という病気の原因になりうる等)で、実際にメディアを使って攻撃をしています。

それは日本でも同じで、今後もビタミンやミネラルの効果を認めない、もしくは攻撃は続くと思われます。

ですから今後、プロテインやビタミン&ミネラルについて、ネガティブな記事を見かけることがあるでしょう。

もしそういう記事を見かけたら、まずはそういった攻撃的なバイアス(圧力)のかかった内容ではないかと疑ってみることをオススメします。

まとめますと、産業の構造として、医療業界や薬品メーカーの利益を脅かす「分子栄養学」や「メガビタミン健康法」は、

「そんなの効果はない」といった攻撃を、今後も受け続けると思われます。

ですが、そういった攻撃を見たり聞いたりした時には、医療業界や医薬品業界からの圧力が掛かってるんだなあと思ってください、ということです。

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それから別の質問で、前回お伝えしたビタミン&ミネラルのサプリメントを「いま飲んでいる◯◯というサプリメントと併用してもいいですか?」というメールも何通かいただきました。

これに関しては、予算的に大丈夫であれば問題ありません。

「予算的に」と書いたのは、プロテインやMCTオイルも含めて、ビタミン&ミネラルを続けるのは、やはり経済的な負担が案外かかってしまうのは否めません。

そして金銭的に、新しく何かにかかる場合は、これまでやっていた何かを止めるのが一番です。

あくまで質問で頂いた「◯◯というサプリメン」に関していうと、それらのサプリメントは、止めても問題のないものばかりでした。

たとえば「ヒザの痛みに効く」という効果を謳っているようなものですね。

これらは木で例えるならば、枝葉の「葉」の部分です。

私がずっと言っているように、一番大事なのは、「根っこ」や「幹」にあたる部分です。

それが栄養でいえばプロテインであり、MCTオイルであり、自然塩もそうですし、ビタミン&ミネラルであるわけです。

ダイエットを続けるには、できるだけお金がかからないようにしなければなりません。

ですからこれまで高いメーカーのプロテインではなく、マツモトキヨシのオリジナルで質の良いプロテインを紹介してきました。

MCTオイルも、スーパーで買うとかなり割高なので、amazonで手に入るかなりお得なオイル(量と価格のバランスが良いもの)をオススメしました。

また、米こうじやフルーツに関しては、業務スーパーをオススメしました。

ビタミンやミネラルは、日本のものでは量が少ない上に割高ですので、アメリカのものが安く手に入るiHerbを紹介しました。

そうやってできるだけ経済的な負担がかからないようにしました。

ですがそうはいっても、これまでお伝えしたものを揃えると、家計やお小遣いにそれなりに影響が出るのは確かでしょう。

その場合、先ほどお伝えしたように、他の何かを止めてみてください。

もしくは、止めるまでいかなくても、減らしてみてください。

基本的に食事の量は減るはずなので、そこで少し食費は浮くでしょう。

また、お菓子類もあまり食べたくなくなるので、その分も減るはずです。

そして質問にあった、これまで飲んでいたサプリメント・・・。

先ほど「ヒザの痛みに効く」という効果を謳っているサプリメントなどは、木でいえば「葉」みたいなものだと言いました。

なぜそう言えるのか?

それは、日本の多くのサプリメントが、「メインの栄養素の量」が、あまりにも少ないからです。

もしご自分で何かサプリメントをお持ちであれば、裏面を見てみてください。

裏面の成分表示を見ると、お目当て(メイン)の栄養素がどのくらい入っているか分かると思います。

そこで書かれている例です。

1錠0.3gあたり
脂質:0.007g
炭水化物0.265g
◯◯(メインの栄養素)200μg

こう見ると、メインの栄養素が多く入っているように見えますよね?

ですがこのままですと重さの単位がバラバラなので、単位をmgに統一してみます。

すると・・・

1錠300mgあたり
脂質: 7mg
炭水化物265g
◯◯(メインの栄養素)0.2mg

となります。

いかがでしょう?

μg(マイクログラム)表示によって、メインの成分の量が多いと錯覚してしまいますが、実際は割合にして0.067%にすぎません。

このような数字のマジックは、気をつけてよく見ないとなかなか分からないものです。

結局、メインの栄養を摂っているつもりが、そのほとんどは添加物なので、高いお金を出して、添加物を買っているようなものです。

ですから経済的に余裕があれば別ですが、もし「今までのサプリメント」と「ビタミンやミネラルのサプリメント」を、天秤にかけているのであれば・・・・

「0:100」の割合で、「ビタミンやミネラルのサプリメント」を選ぶことをオススメします。

もし併用するにしても、途中でどれか止めようと思ったら、「今までのサプリメント」を止めることをオススメします。

もう、こうやって言い切ってしまうくらい「プロテイン」、「MCTオイル」、「自然塩」、「ビタミン&ミネラル」は、木でいえば「根っこ」であり「幹」なんです。

それくらい体に必要なものですし、それが足りないままだったので、「体」や「心」に様々な歪みが生まれてしまっていたといえます。

今回は他のサプリメントとの比較でした。

ですが例えば家計のやりくりであったり、お小遣いのやりくりで、何かと取捨選択しなければならない時があるかもしれません。

ですからその時は、上記でお伝えした栄養を摂ることを、できるだけ最後まで残す(つまり続ける)ようにしてください。

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それからまた別の質問で、「ビタミンやミネラルをこれからずっと続けていくのを勧めるとありましたが、薬を飲み続けるようで抵抗があります」という内容のメール届きました。

薬とサプリメントは、見た目が同じなので、どうしても誤ったイメージを持たれやすいです。

ですが見た目は同じでも、その内容は全く違います。

まず薬は、「代謝」を阻害します。

「代謝」というのは、「食べたものを生きるために必要なエネルギーに変えること」でしたね。

薬は、目的の症状を抑えたり和らげてくれる代わりに、体の通常の代謝機能を阻害します。

ですから薬を飲み続けていると、食べたものがうまくエネルギーに変わってくれず、逆に「脂肪になりやすくなる」といえます。

つまり、慢性的に薬を飲み続けている人や、薬を飲む頻度が多い人は、太りやすくなります。

たとえば偏頭痛の度に薬を飲んでいる人はいますか?

そういう人は、自分のことを「太りやすく痩せにくい体質」に変えてしまっている、といえます。

「だったら、頭が痛くても我慢しろと言うのか!?」と思うかもしれませんが、もちろんそうではありません。

ようするに偏頭痛が起きないようにすればよいわけです。

これまでお伝えしたように、「鉄」や「マグネシウム」が足りないと、偏頭痛が起きやすくなります。

そして鉄やマグネシウムは、まずはタンパク質がきちんと体に満たされていないと、うまく吸収されません。

ですからまずは肉やプロテインでタンパク質を。

そしてそれに加えて、「鉄」と「マグネシウム」を摂り続けること。

そうすることで、薬に頼らなくても、偏頭痛の悩みから解放されるようになります。

このように、薬とサプリメンとは、見た目は同じでも、体への作用が全く違います。

また、薬とサプリメントの「違い」として、薬は特定の痛みに対して「効かせる」もの。

そしてビタミンやミネラルは、体全体に「満たしていく」もの、です。

「満たしていくもの」なので、当然、1回や2回飲んだだけで、何か大きな変化があるわけではありません。

毎日飲み続けて、体に満ちていくにしたがって、徐々に効果が現れていきます。

ですが一方で、栄養というのは毎日毎日使われるので、毎日失われていきます。

ですから毎日摂ったとしても、体に満ちるのは時間がかかります。

また、この満ちていくスピードは、遺伝で受け継がれる体質によっても違います。

例えばですが、ガン家系では「ない」人の場合、ビタミンAは1日25000IUで十分です。

nowのビタミンA25,000ですと1粒で十分です。

これを例えば2粒3粒と飲むと、ガン家系では「ない」人の場合、ちょっとムカムカしてきます。

ですが、ガン家系の人の場合は、1日100000IU(4粒)飲んでもムカムカしません。

これはそれだけ体がビタミンAを必要としていて、常に消費し続けているからです。

ですから家系にガンで亡くなった人がいる場合は、通常よりも多めに1日100000IU、ビタミンAを摂り続けることで、ガンが発症しにくくなります。

また、鉄が体に満ちているかどうかの目安として、血液検査をした時のフェリチン値という値を見ます。

男性は200になるまで、女性は150になるまでキレート鉄を飲み続けてもらいたいと思いますが・・・

ただそうはいっても、月経のある女性は、月経があるうちは150に到達することはまずないでしょう。

理由はもちろん、毎月体外に出ていってしまうからです。

また、体外に出るといえば、血液の一番の構成要素は(水分を除けば)タンパク質です。

つまり、毎月「鉄」と「タンパク質」は、体から抜け続けているということです。

それなのに多くの人が、何の手も打たないままでいる。

だから多くの人がタンパク質不足、鉄不足に陥り、

体の「痛み」や様々な「不調」、

それから心の「歪み」や「うつ」や「不安」「パニック」となって現れているわけです。

また、「必要な栄養量」というのは、「年齢を重ねるごと」に多くなっていきます。

つまり、年齢を重ねるごとに、摂るべき栄養の量が増えていくということです。

それなのに、年齢に合わせて毎日の栄養量を増やさないとどうなるか?

見た目でいうと、シミ・シワ・たるみといったお肌に現れる現象。

そして血管もモロくなっていき、内臓も修復が追いつかずに、傷んでいくばかりです。

心の若さも失われ、何かにチャレンジする気力もなくなり、ちょっとしたことにイライラしてしまう。

単純に言うと、いま多くの人が老化現象だと思っていることが、実は栄養不足から来ている現象だということです。

ですから必要な栄養を、年齢に合わせて必要なだけ摂ることで、体も心も若返ることができます。

ただし、先ほどもお伝えしたように、栄養は、体に満ちていくことで効果が出てきます。

年齢を重ねると、栄養が使われるスピードが速くなるので、満ちるまでに時間がかかります。

なので、効果が現れるまで数ヶ月かかることもあります。

ですが数カ月後に、見た目も中身も、そして心までも若返ることができるというのなら、やり続けない理由はないですよね。

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ダイエットインストラクター清水一成です。 2008年からダイエットの「やり方」と「その続け方」についてメールマガジンを通してお伝えしてきました。 痩せたい人やダイエットが続かない人の役に立つ、ダイエットの本当のところを配信していきます。

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