【メヴィ・ダイエット㉒】食べたものを効率よくエネルギーに変える1
さて、前回までに痩せるために必要なことをお伝えしてきました。
ただもしかすると、ここまでお伝えしたことだけでは、
もしくは、ある程度は痩せたけど、
他にも、これまで何をやっても痩せなかった人、
そういう人の体の中では、一体何が起きているのか?
これは簡単にいうと、
「食べたものをうまくエネルギーに変えられない体」
ということです。
ここまでのマニュアルの内容は、
ですが、たとえ食事量が減っても、
「食べたものをうまくエネルギーに代えられない体」のままでは、
体重が減ってくれない、ということです。
簡単にいうとこうです。
◆食べたものがエネルギーに代えられない
◆エネルギーにならなかった分は、ほとんどが脂肪になってしまう
◆エネルギーに代える力が弱い体=脂肪を溜めやすい体
これまでダイエットをして、全く体重が減らなかったり、
こういう人は、この「食事をエネルギーに代える力が弱い体=
ですから本当に痩せるためには、この「
「なんだよ、だったら最初からそれを教えてくれればいいのに」
気持ちは分かります。
ですが、これまでお伝えしてきたことには、
マニュアル通りに進めることによって、この「
あとは、ビタミンとミネラルを加えるだけで「
さて、この「食事をエネルギーにうまく代えられる」
短くしたいと思いますが、実はこのことを「代謝力」といいます。
よく「代謝」という言葉は聞くと思いますが、
代謝というのは
「食べたものを、体の中で使えるエネルギーに代えること」
だったんですね。
ここからは「代謝」や「代謝力」という言い方をするので、
「食事をエネルギーにうまく代える力」
とか
「食べたものを、体の中で使えるエネルギーに代えること」
という意味だと思ってください。
そして、先ほどお伝えしたように、
こういう人は、この「代謝力」が落ちています。
食べる量を減らした時に、
「減らすものを間違えた」り、
「減らした分の代わりになる栄養を摂らない」と、
代謝力が落ちてしまいます。
代謝力が落ちると、
食事の量を減らしても、
食べたものがエネルギーになってくれずに、
脂肪になりやすくなってしまう。
順番にいうと・・・
食事の量を減らす
↓
必要な栄養までカットしてしまう
もしくは栄養が元々足りない
↓
食事をエネルギーにうまく変えられない
↓
エネルギーに変えられなかった分は、脂肪になる
↓
何を食べても脂肪になりやすくなってしまう
↓
食事量を減らしても体重が減らない
・・・ということが、体の中で起きてしまいます。
つまり、痩せる為には「代謝力(「
さて、代謝力と聞くと、「基礎代謝」
基礎代謝とは、必要な筋肉(赤筋)をつけることで、
たしかに赤筋を増やすと、基礎代謝力がアップしますし、
少し余談になりますが、ダイエットに運動を取り入れる場合、
考えてみてほしいのですが、体の中にあまりエネルギーがない、
途中で挫折するか、
ですから運動は、この「代謝力」を上げて、
さて、話を戻しますが、先ほどお伝えしたように、
ですが今回お伝えしているのは、筋肉レベルの話ではありません。
もっと根本である、「細胞レベル」での話です。
しかも筋肉をつけるのと違って、この代謝力を上げる方法は、
なぜなら、ただ単に「栄養を摂るだけ」ですから。
栄養を摂るだけで、細胞レベルで代謝力が上がっていきます。
つまり、栄養を摂るだけで、
ただし、その栄養を摂るのに順番があります。
この順番を守らないと、せっかく栄養を摂っても、
さて前置きが長くなりましたが、本題に入りたいと思います。
まずは肝心の「エネルギーって何?」
よく誤解されやすいところでいうと、カロリーや炭水化物が、
加工された食べ物の裏面に「栄養成分表示」
そこには「カロリー」のことを「エネルギー」と表示しています。
なので多くの人が、体を動かすエネルギー=
ですがカロリーとは、ただの熱量の基準です。
ですから、
また、体のエネルギーと聞くと、もう一つ、
たしかに炭水化物は、体を動かすエネルギーになります。
ですが炭水化物(糖質)は、詳しくはこの後にお伝えしますが、
効率の悪いエネルギーな上に、実は栄養ドロボーでもあります。
こちらも詳しくは後ほどお伝えしたいと思います。
そして実際のところ、
「ATP」
という物質です。
※ATP⇒アデノシン三リン酸(アデノシンさんリンさん、
「車でいえばガソリン」、「機械でいえば電気」の役割、それが「
つまり、体を動かすエネルギーがATPだと憶えてください。
ATPの役割は多岐に渡ります。
「体を動かす」「頭を使う」「呼吸をする」「心臓を動かす」「
これら全てにATPが必要です。
ATPが少ないと・・・
・代謝がうまくいかず痩せにくい体になる
・頭にモヤがかかった感じがずっと続く
・いつも疲れを感じている
・朝起きられない
・不定愁訴(原因の分からない体の不調)
そしてもっと悪くなると、あらゆる慢性疾患が起きる。
更にいうと、ATPが作れなくなる状態のことを「死」
つまり人間が生きていく限り、
そしてこのATPの量が多ければ、
逆に少なければ、たとえ若くても体は不調をきたし、
そしてじゃあどうやってATPを増やせば良いのか?
まずはタンパク質から摂り始めます。
ATPは、体中の約37,200,000,000,000個(
つまりどこかの臓器で作られるのでなく、
更にもう少し具体的にいうと、細胞の中の「ミトコンドリア」
そしてミトコンドリアは、細胞内での数が多ければ多いほど、
つまりミトコンドリアの数を増やせば・・・
「ATPが作られやすくなる」
↓
「エネルギーが沢山できる」
↓
「食べたものが脂肪になりにくくなる」
↓
「食べたものがエネルギーとして使われやすくなる」
↓
「体重が減っていく」
・・・ということです
ですからまずは、細胞内のミトコンドリアの数を増やすことが、
「代謝力を上げる」(食べたものが脂肪になりにくくする)為の
第一段階です。
さて、ミトコンドリアの数を増やす為には、
じゃあ何が材料かというと、それがタンパク質なんですね。
このダイエットでは、最初に「余計な空腹感をなくすため」
タンパク質(プロテイン)を摂ってもらっています。
ですが実は、もう一つ目的があったわけです。
そう、ミトコンドリアを増やして、
食べたものが脂肪になりにくくする為の第一段階を、
先にクリアしておく。
その為に、
ミトコンドリアは、2週間~3ヶ月(
ですからまずはプロテインを2週間以上飲み続けてください。
そして2週間以上経ったら、次の段階に進むことができます。
ちなみに、これまでもお伝えしましたが、
具体的には、胃の消化液もタンパク質で作られているので、
ですからもし、
まずは水の量を100gの半分の50gにして、
プロテインの量を規定数(スプーン2杯)の半分の1杯
にして始めてみてください。
それでもお腹の調子が悪くなるのであれば、
どちらにしても、プロテインは飲み始めてもらいたいので、
また、プロテインやサプリメントのような精製・
この場合の考え方ですが、これも以前言いましたが、
人類は、楽に遠くに行くために、車や電車や飛行機を開発して、
また、遠くで起きていることを目の前で見せてくるテレビなども、
現代では多くの人が、車や電車に乗り、テレビを毎日見ています。
つまり人類の英知の結晶の恩恵を、
ですが、食べ物のことになると、急に「
でも自然のものってなんですか?
森の中に生えている野草ですか?
森の中で捕まえてくる動物ですか?
肉だって野菜だって、魚だって米だって、
そしてそれは悪いことではなく、飢えて死んでしまう危険から、
ただし、そのことについてのデメリットもあります。
作物をつくる土地は痩せてしまい、家畜や魚も、
ソレ故に、
もう一方で、
朝起きてから夜寝るまで、
一説によると、「鎌倉時代の人間の一生分の情報量」を、「
それくらい情報の量が多く、スピードが速くなっている。
鎌倉時代に遡らなくても、ほんの50年前と比べても、
昔であれば、手紙で何日もかけてやり取りをしていたものを、
見たいものが見たい時に見られるけど、その分、
そして、それだけスピードが増して、やることが増えているのに、
「食べ物の栄養は減っている」のに、体は酷使させられて「
ですから近年、体の不調を訴える人が多いのではないでしょうか?
そしてその「栄養減」と「毎日クタクタ」
それが、人類の英知の結晶である「プロテイン」やビタミン・
栄養をギュッと小さく詰め込んであり、
もし食事だけで、必要なタンパク質を摂ろうと思ったら、
それって毎月の食事代がいくらになりますか?
必要な鉄分は、ほうれん草で摂るなら、
それって、現実的に食べられないですし、
つまり量的にも経済的にも、食事から必要な栄養を摂るのは、
でも必要な栄養を摂っていないから、
体の不調は起こるし、
ダイエットをがんばっても
それに反応する体になってくれない。
そういう「健康」と「スリム」
「自然のものじゃないから」という理由で
プロテインやサプリメンを切り捨てるのは、
非常にもったいないと思うんですよね。
まあ、あまり長々と言っても仕方がないことなので、
もしそれでもプロテインやサプリメンに抵抗があるという人は、
話を先に進めますが、長く脱線したので、
食べたものは、エネルギーとして使われないと脂肪になってしまう
↓
痩せにくい人は、食べたものをエネルギーに変える力(代謝力)
↓
代謝力が弱いまま食事の量を減らしても、
↓
だから食べたものがエネルギーになりやすい体になろう
・・・ということでしたね。
そして人間の体に使われるエネルギーは、ATP(
痩せにくい人は、このATPがうまく作れずに、
だから食事の量を減らしても、
そして、どうすればATPをうまく作れるようになるかというと、
まずATPは特定の臓器ではなく、
もっと具体的にいうと、
そしてミトコンドリアは「量が増える」ことが「質が上がる」
だからまず一番最初にすることは、
じゃあミトコンドリアの材料になるのは何のか?
それはタンパク質である。
そして十分なタンパク質を摂るために、
食事からだけでは不十分なのでプロテインを利用すること。
ここまでが第一段階です。
そして、次に必要なのは「鉄」と「マグネシウム」です。