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【メヴィ・ダイエット㉔】食べたものを効率よくエネルギーに変える3

2021/11/27
 
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ダイエットインストラクター清水一成です。 2008年からダイエットの「やり方」と「その続け方」についてメールマガジンを通してお伝えしてきました。 痩せたい人やダイエットが続かない人の役に立つ、ダイエットの本当のところを配信していきます。

そして第三段階として次に必要なのは、「ビタミン」です。

最初にビタミンと聞いて、ガッカリした人もいるかもしれません。

なにかもっと聞いたことのない新しい成分を知りたい!と思った人もいることでしょう。

気持ちは分かりますよ。

なにか新しい成分なら、魔法のように、新しい結果を生み出してくれるかもしれない。

そんな幻想にスガリたい気持ちはよく分かります。

でもですね、実はビタミンこそ、そんな幻想を現実にしてくれる魔法のような成分なんです。

実は、ビタミンという名前はほとんどの人が知っていますが、そのビタミンの効果をきちんと受けられている人はほとんどいません。

こんなに知られているビタミンの効果を、なぜほとんどの人が受けられていないのか?

その理由は2つあります。

一つは、日本の厚生労働省などが推奨する1日のビタミン摂取量では、全く足りていないということ。

以前も少しお伝えしましたが、ビタミンというのは少しでも摂れば、少しは効果があるというものではありません。

ある数値を超えてはじめて効果が発揮されるものなのです。

それなのに、日本で推奨されるビタミンの量は、どれも効果が出る値までいっていない。

ですから仮に、「私はビタミンを摂っています」という人がいたとしても、ほとんどは推奨量レベル止まりのはずです。

つまり効果を発揮するレベルにはほど遠く、本来のビタミンの恩恵を受けている人はほとんどいないのです。

実際に、本来必要な量は以下のとおりです。

ビタミンB群は100~300mg
ビタミンCは3000~9000mg
ビタミンEは400~800IU

日本の推奨量は、大体この2分の1~5分の1の場合が多く、全く足りていません。

そして、なぜこんなに高用量のビタミンを摂らないとならないのか?というと、それは人によって必要な量が違うからです。

「酵素(タンパク質)」に「補酵素(ビタミン)」や「補因子(ミネラル)」がくっつくことで、ATP(体のエネルギー)をつくる準備ができます。

ですが、その「酵素」と「ビタミン」が出会ったからといって、毎回毎回くっつくかというと、そんなことはありません。

この2つには、実は「相性の問題」があるのです。

うまく くっつくのが2回に1回とか、5回に1回とか、10回に1回とか、人によって親和力(くっつく確率)が違ってきます。

食事をたくさん食べているのに痩せている人は、遺伝的に親和力が高く、少ないビタミンでもエネルギーが作れる人です。

そして、食事を減らしても痩せにくい人というのは、遺伝的に親和力が低く沢山のビタミンを摂らないとエネルギーが作れない人です。

ダイエットが必要な人は、この親和力が低い場合がほとんんどです。

そしてこの親和力は「遺伝」の他に、以下のような後天的な理由でも、酵素とビタミンのうまくくっつく確率が変化していきます。

「年齢」「気候」「環境」「性格」「ストレス量」「運動量」「睡眠時間」「喫煙・飲酒」「食材」「トラウマ」「親子関係」「人間関係」「持病」「経済レベル」「環境汚染」「電磁波」

これだけの条件によって親和力(酵素とビタミンがくっつく確率)は変化します。

ですから一人ひとりに必要なビタミンの量を測るのは、非常に難しいと言わざるを得ません。

それならどうすればいいのか?

それは「メガビタミン」と呼ばれるやり方で、ほとんどの人をカバーできる高用量を、あらかじめ摂るようにすることです。

こうすることで、たとえ親和力が低い人でも、徐々に代謝力(食べたものをエネルギーに代える力)を上げていくことができます。

そして、食べたものがエネルギーになりやすくなるということは、食べたものが脂肪になりにくくなる、ということでもあります。

ただ、「ほとんどの人をカバーできる量」と聞くと、もし自分の親和力が高かったら、取り過ぎてしまうのでは?と心配になるかもしれません。

ですが現在の日本人は、親和力が低く、上記の量を摂っても摂り過ぎになることはほとんどありません。

また、もし摂り過ぎたとしてもビタミンB群とビタミンCは、水溶性といって、摂り過ぎた分は、水分と一緒に体から出ていってくれます。

また、ビタミンEは800IUくらいなら、ほとんどの人が問題ありません。

慢性疾患(持病)によっては、もっと摂っても良いくらいです。

ただ、繰り返しますがほとんどの日本人は酵素とビタミンがくっつく確率(親和力)は弱いです。

ですから、メガビタミンを摂って、やっと必要な量が摂れるので、安心して高用量のビタミンを摂ってもらいたいと思います。

さて、ここまでを簡単にまとめると・・・

◆ビタミンは魔法のように、新しい結果を生み出してくれる成分

◆ビタミンという言葉はみんなが知っている

◆でもほとんどの人は、ビタミンの効果を受けられていない

◆なぜなら、日本におけるビタミン推奨量が少なすぎるから

◆また相性の問題があり、人によって親和力(酵素とビタミンがくっつく確率)が違う

なのでメガビタミンと呼ばれる高用量のビタミンを摂る必要がある

◆高用量といっても、ほとんどの日本人は親和力が弱いので、それでやっと必要量が摂れる

・・・ということになります。

さて、それではここからは、

◆どうやってエネルギー(ATP)を作るのか?

◆そして、どんな場合に、食べたものが脂肪になってしまうのか?

◆さらに、ではどうすれば、食べたものが脂肪にならずにエネルギーになるのか?

について、できるだけ簡単に解説したいと思います。

まず思い出してほしいのは・・・

「体を動かすエネルギーであるATPは、体中の37.2兆個ある各細胞の中で作られている」

それから

「各細胞の中に何百、何千(部位によって数が違う)とあるミトコンドリアの中で作られている」

ということ。

そして、ここからいよいよビタミンが絡んだ話になりますが、実は「ATPをつくる経路はミトコンドリアの中に2種類」あります。

1つは

「効率の悪い経路」で 、

もう一つは

「効率の良い経路」

があります。

効率の悪い経路の材料は「糖質」です。

糖質は、一応「三大栄養素」なんて呼ばれていますよね。

でもですね、糖質というのは、それだけではエネルギーになってくれません。

実は「糖質をエネルギーに変換」する時、

「最初の段階」で、

体内にあるビタミンとミネラルを大量に使ってしまう

ということが解っています。

つまり「糖質」は、大量のビタミンとミネラルを道連れにして、やっとエネルギーになってくれるのです。

ですから「糖質」は、本来なら「三大栄養素」なんて呼ばれるべきではありません。

「糖質」は、本当は「栄養ドロボー」なんです。

ですからアメリカで甘いものが広まった時に、多くの人が鉄欠乏症をはじめとした、ビタミン&ミネラル不足に陥ってしまったわけです。

そしてそれは、現在の日本でも起きているわけですね。

さて、そうやって大量のビタミンとミネラルを使ってやっとエネルギーを作るわけですが、糖質を材料とした経路では、ATPを38個(最大)しか作ることができません。

それでは「効率の良い経路」の材料は何なのか?

「効率の良い経路」でATPを作る時、材料になるのは「脂質」です。

そして脂質を材料とした経路の場合、ATPはなんと129個(最大)も作られます。

じつに糖質を材料とした時の「3.4倍」のエネルギー(ATP)を作ってくれるわけです。

それなら誰が考えても、脂質を材料にしてエネルギーを作った方がいいですよね?

そう、ほとんどの人がそう考えるでしょう。

ですが、ほとんどの日本人は「糖質を使った効率の悪い経路」が、ATP作りのメイン経路になってしまっています。

その理由はナゼか?

その理由は・・・

今まで日本人は、糖質(炭水化物)を主食として食べてきたから、です。

もちろん脂質を使った「効率の良い経路」も、多少は使われています。

ですが、メインではないので、ほとんどのATP(体を動かすエネルギー)は、「糖質」を材料とした「効率が悪い経路」で作られているというわけです。

ただですね、問題は「ココ」なんですよ。

ダイエット的にいうと、「ココ」に大きな問題があるんです。

それは何かというと・・・

たとえ効率が悪くても、ちゃんとエネルギーを作ってくれるのなら、まだマシなんです。

先ほど、糖質を使ってエネルギーを作ると、「大量のビタミンとミネラルを消費してしまう」とお伝えしました。

「なるほど、大量のビタミンとミネラルを使っちゃうのね」

「うん、うん、なるほどなるほど」

さて、では大量のビタミンとミネラルが、「体の中に無かったら」どうなるでしょうか?

「・・・・・」

先ほどもお伝えしように、ほとんどの日本人は、これまでビタミンもミネラル(鉄やマグネシウム)も足りていなかったわけです。

そんな状況にも関わらず、たくさんの糖質を「主食」として食べてきたわけです。

そんなことをしたら、一体どうなってしまうのでしょう?

・・・さて、もうお分かりだと思いますが、糖質をエネルギーに代謝しようとしてもビタミンとミネラルがない場合・・・・

食べたものがエネルギーになってくれません。

そして、エネルギーにならなかった分は、脂肪として体の中に蓄積されていきます。

もう一度言います。

ビタミンとミネラルが体の中に足りない場合、食べたものはエネルギーになってくれません。

そしてエネルギーにならない分は、脂肪として溜まっていきます。

これは、たとえ食事の量を少なくしても起きる現象です。

食事の量が少なかろうが、

エネルギーにならなかった分は、

ダイレクトに脂肪になります。

そしてつまりこれが、

「食事を減らしても体重が減らない現象」

の正体だったわけです。

これまで多くの人が、

「食事を減らしても体重が減らない」

「あまり食べてないのに太る」

という悩みを持っていたかと思います。

ですがその原因は、「食べる量」の問題だけではなく、

「食べたものがエネルギーにならずに、

その多くが脂肪になっていたから」

という、更に大きな問題があったというわけです。

ここの部分だけ「ちょいまとめ」をすると・・・

◆食べたものは、それだけでエネルギーになるわけではない

◆食べたものがエネルギーに変わる為には、ミネラル(鉄やマグネシム)とビタミンが必要である

◆もしそれ等が不足している場合は、たとえ食事の量が少なくても、食べたものがエネルギーになりづらいので、食べた分の多くが脂肪になって体内に蓄積される

・・・ということです。

つまり痩せる為には、『ビタミンとミネラルが「必ず」必要だ』ということです。

「ビタミンとミネラル」という使い古されたフレーズですが、

この言葉の「本当の意味」を、

今回、理解していただけたかと思います。

そしてそうと分かったら、まずはミネラルである「鉄」を摂り始めてください。

更に鉄を摂り始めて1週間したら、今度はマグネシウムを摂り始めます。

それから更に1週間したら、次にビタミンを摂り始めてください。

ビタミンについて、何をどのくらい摂れば良いかは、このメールの最後の方でお伝えします。

そして話を「効率の悪い経路」と「効率の良い経路」に戻したいと思います。

「効率の悪い経路」では、

「ビタミンとミネラルを大量に消費」する上に、

ATPは「たったの38個」しか作ってくれない。

もう一方の「効率の良い経路」は、

ビタミンとミネラルも使いつつ、

ATPを129個も作ってくれる。

・・・ということでしたね。

夕方から夜にかけて、毎日クタクタになっている人は、恐らく「効率の悪い経路」を使って、
ATPが作られていると推測できます。

しかも、ビタミンとミネラルが足りていないので、1つのミトコンドリアの最大作れる38個に遠く及ばず、毎日エネルギー切れを起こしている。

実は、毎日エネルギー不足で生きていると、なかなか食欲が収まってくれません。

食欲が収まらずに、甘いものやお米やパンを食べたくなってしまいます。

エネルギーが不足すると、次のエネルギーを作るために、体はその材料を欲するわけです。

そしてそれが「食欲」となって現れるわけですね。

このマニュアルの最初の方でお伝えしように、「タンパク質」と「脂質」を摂ることで、ある程度の食欲は抑えられます。

ですがそれとは別の経路で、新たな食欲が湧いてくるわけです。

ATPを作っているのは、体中の細胞の中です。

なので細胞レベルで糖質を欲しがるということで、これはもう意思の力ではどうにもなりません。

もしあなたが今まで、「ダイエットしてもスグに甘いものを口にしちゃう」という悩みがあったとしたら、それはあなたが悪いわけではありません。

この細胞レベルで湧き上がる食欲は、人間なら誰も止めることはできないのです。

ですからそれに対抗する手段は・・・

最初からこのような食欲が湧かないようにするしかありません。

その為には、ATPを効率よく作って、エネルギー不足にならないようにすること。

具体的にいうと・・・

まずは十分なビタミンとミネラルを摂って、

糖質での最大エネルギー(1ミトコンドリアあたり38個のATP)を作れるようにすること

それができるようになったら、

「糖質を材料とした効率の悪い経路」をATP作りのメイン経路から引きずり下ろして、

「脂質を材料とした効率の良い経路」をメインにすること

・・・です。

糖質の経路をメインにしていると、いつまで経っても食欲と戦い続けなければなりません。

それに、脂質の経路をメインにすることで、ある大きなメリットがあります。

その大きなメリットとは・・・・

「食事で摂った脂質」だけではなく、

「体の中に溜まった脂肪」も

エネルギーに代えてくれる

・・・ということです。

これは大きなメリットだと思いませんか?

今まで溜めてしまった脂肪もエネルギーに代えてくれる。

こんな嬉しいことが、「効率の良い経路」に代えると起こるわけです。

ですからできるだけ早く、「脂質を材料」とした「効率の良い経路」をメインに使えるようにしていきましょう。

そしてここからは、ではどうやって「効率の悪い経路」を「効率の良い経路」に切り替えるのか?

その方法をお伝えしていきたいと思います。

実はこの2つを切り替える為には、先に「効率の悪い経路」を、効率が悪いなりに流れを良くする必要があります。

なぜなら、切り替える為には、材料である糖質を「完全燃焼」させる必要があるからです。

簡単にいうと、

「食べた糖質を使い切る」と、

「効率の良い経路」に切り替わる

ということですね。

ですからまずは、「効率の悪い経路」を、効率が悪いなりに流れを良くしていきます。

そしてその為に必要なのが、これまでお伝えした

「プロテイン」

「ミネラル(鉄とマグネシウム)」

それから

「ビタミンB、C、E」

です。

これらの栄養を摂ることによって、

「効率の悪い経路」が、

効率が悪いなりに流れが良くなり、

糖質が完全燃焼しやすくなります。

そして「糖質を完全燃焼」すると、「効率の良い経路」に切り替わるわけですが・・・

「それなら一度、糖質を完全燃焼させて、その後に脂質だけ摂って、糖質を摂らなければ、ずっと「効率の良い経路」のままじゃん」

・・・と思う人もいるかもしれません。

ですがそれはあまり現実的ではありません。

糖質とは、お米や小麦や砂糖などのことです。

これらを完全に断つ、というのはかなり難しいですよね。

それにできたいとしても、かなりストレスになると思います。

ですから、完全に断つ必要はありません。

このダイエットでも、お昼にはご飯(玄米)を食べることをオススメしています。

ただ、完全に断つ必要はないですが、完全燃焼しやすくする必要はあります。

ですから、糖質はできるだけ少ない量にする。

そのために昼食での炭水化物は、大スプーン1~3杯程度で、とお伝えしました。

それによって「糖質」が完全燃焼されやすくなり、

「効率の良い経路」に切り替わりやすくなります。

そして、「効率の良い経路」の中でも、

鉄やマグネシウム、

そしてビタミンが酵素とくっついて、

最大129個のATPを作り出します。

つまり「効率の良い経路」においても、

ビタミンとミネラルは必ず必要だということになります。

そして「効率の良い経路」における各栄養の役割は次のとおりです。

◆鉄:ATPをつくる最初と最後の段階で必要になります

◆マグネシム:ATPをつくる途中の段階で必要になります

◆ビタミンB群:ATPをつくる最初と途中の段階で必要になります

◆ビタミンC:「効率の良い経路」において、材料である「脂質」をミトコンドリアの中に入れる時に使われます

◆ビタミンE:ATPを作るミトコンドリアの中に、酸素、ビタミン、ミネラルを取り込みやすくします

ここまでメール3通、長々と書いてしまいましたが、実はあなたのやることは、たった2つにまとめることができます。

ソレは何かというと・・・

◆栄養(タンパク質、鉄、マグネシム、ビタミン)を摂る

◆糖質(お米、小麦、砂糖)を断つ必要はないが、できるだけ減らす

これだけです。

これだけで、あなたの体に大きな変化が起こります。

まず余計な食欲が更に少なくなって、無理なく食事の量を減らすことができるようになります。

そして、食事の量を減らしても体重が減らなかったり、何をしても痩せなかった人・・・

そういう人でも、時間が経つにつれて、少しずつ体重が減っていきます。

・・・ただし一つ残念なお知らせがあります。

それは、この変化はゆっくりと起きるということです。

例えばこれまでタンパク質が不足していたのであれば、

体の中にタンパク質が充足して、

十分にミトコンドリアが増えるのに

3ヶ月以上かかる場合もあります。

ビタミンとミネラルが足りていなかった人も多いかと思います。

鉄は、生理のある女性は常に不足しています。

ですから、鉄剤を飲み続けて、少しずつ体内の鉄分を増やしていくしかありません。

マグネシウムも、一気に大量に摂取できないので、「経口吸収(口から)」と「経皮吸収(皮膚から)」で、少しずつ増やしていきます。

ビタミンは、たとえばビタミンCなどは、摂取してから18日間は体の中に滞在します。

ですからこれも少しずつ充足させていくことで、徐々に体に変化を起こしていきます。

つまり今回お伝えしたことを実践すれば、変化は確実に起こります。

確実に変化は起こるのですが、それが起き始めるまでに、数ヶ月単位の時間がかかる可能性があるということです。

ですからまずはこれまでお伝えした・・・

①余計な食欲を減らす為に「プロテイン」と「MCTオイル」を摂ること。

②そして、体温を上げて(自然塩)、体の不調をできるだけなくして(ビタミンD3)、便通を良くすること(食物繊維など)。

③更に、食べると体調を害する食べ物を食べないようにすること。

まずはこれ等をメインとしてダイエットを進めてください。

そしてそれと同時に、ビタミンとミネラルを摂り続けてください。

そして、もし今まで「夕方から夜にかけてクタクタ」になっていたとして、

夕方や夜になってもクタクタにならなくなったら・・・・

つまり、いつも通りに過ごしていても「余力」を感じるようになったら、

それが「ビタミンとミネラルの効果」が現れてきた「兆し」です。

先ほどの「脂質を材料」とした「効率の良い経路」がメインになり始めた「兆し」です。

その「兆し」が現れたら、

食べたものがエネルギーになりやすくなり、

脂肪になりにくくなります。

そして、すでに溜まっていた脂肪も、

エネルギーとして使ってくれるようになるというわけです。

そうなったら痩せるスピードが少しずつ加速していくので、

それまでは上記の①~③を、

つまりこれまでメールでお伝えしたことを続けてみてください。

まあ3ヶ月と書きましたが、人によってはもっと早く効果は現れると思いますので、まずは同時進行で進めていってみましょう。

さてそして最後に、ビタミンについての詳細をお伝えします。

「必要なビタミン」と「摂るべき量」は・・・・

・ビタミンB群(100~300mg)
・ビタミンC(3000~9000mg)
・ビタミンE(400IU~800IU)

それぞれオススメの銘柄は以下のものです。

■ビタミンBコンプレックス
 オススメ⇒Now Foods, B-100、ベジカプセル100粒
 https://iherb.co/wcVuPNw

■ビタミンC
 オススメ⇒Now Foods, C-1000、100粒
 https://iherb.co/JNmgW8r
 もしくは
 オススメ⇒Now Foods, C-1000、250粒
 https://iherb.co/dpTKnHJ

 ※Now FoodsのビタミンCは粒が大きいので、粒が小さい方が良い場合は以下の2つもお勧めです

■ビタミンC
 オススメ⇒Source Naturals, C-1000, 100錠
 https://iherb.co/pgn65xS
 もしくは
 オススメ⇒Solaray, 持続放出ビタミンC、1000mg、100粒
 https://iherb.co/ZZYX3wv

■ビタミンE
 オススメ⇒Now Foods, E-400、268mg(400IU)、250粒
 https://iherb.co/96m5Y6r

上記のサプリメントでいくと1日の摂取量の目安は
ビタミンBは1~3粒
ビタミンCは3~9粒
ビタミンEは1~2粒
となります。

これは、この「~」の間の粒数をとれば良いということではありません。

最初は左の少ない数から摂り始めます。

【1週目】
ビタミンBを1粒
ビタミンCを3粒
ビタミンEを1粒

【2週目】
ビタミンBを2粒
ビタミンCを6粒
ビタミンEを2粒

【3週目~】
ビタミンBを3粒
ビタミンCを9粒
ビタミンEを2粒

・・・という具合に、徐々に増やしていき、3週目以降は、その粒数を継続して摂るようにしてください。

ちなみに上記は「1日の摂取量の目安」です。

1週間の摂取量ではないので、間違わないようにしてくださいね。

それから「ビタミンを摂り始めるタイミング」ですが・・・

タンパク質を摂り始めて2週間以上経過したら、「鉄」を摂り始める。

鉄を摂り始めて1週間したら、マグネシウムを摂り始める。

マグネシウムを摂り始めて1週間したら、ビタミンを摂り始める。

マグネシウムに関しては、食事から摂るものもあるので、あまり厳密ではありません。

ですが、「マグネシウムクリーム」や「マグネシウムオイルスプレー」、

それから「エプソムソルト」や「マグネシウムフレーク」などは、

鉄を摂り始めて1週間してから使い始めてみてください。

そして1日の中での「ビタミンとミネラルを摂るタイミング」ですが・・・

ビタミンB群については、睡眠の邪魔をすることもあるので、寝る6時間前以降は飲まないようにしてください。

つまりビタミンBは、朝に摂るようにしてください。

ビタミンCは、朝昼晩に分けて、いつ摂ってもOKです。

ビタミンEは鉄剤の効果を阻害してしまうので、お互いに8時間以上空けてください。

鉄は夜に摂ってもらいたいので、ビタミンEは朝に摂るようにしましょう。

マグネシウムは、お伝えしたように夜に塗布します。

これらをまとめると・・・

【朝】
ビタミンB
ビタミンC
ビタミンE

【昼】
ビタミンC

【夕方~夜】
ビタミンC

マグネシウム

サプリメントを飲む量やタイミングで分からないことがあれば、どんなことでもいいので、メールでご相談ください。

さて最後にもう一度、今回お伝えしたことをまとめると、あなたがやることはたったの2つだけです。

◆栄養(タンパク質、鉄、マグネシム、ビタミン)を摂る

◆糖質(お米、小麦、砂糖)を断つ必要はないが、できるだけ減らす

これだけで、少し時間は掛かりますが確実に、

食べたものがエネルギーになりやすくなり、

脂肪になりにくくなります。

そして、すでに溜まっていた脂肪も、

エネルギーとして使ってくれるようになります。

その為に、「ビタミンとミネラルを必要量摂る」こと。

そして、「糖質を減らしておく」こと。

この2つを、ぜひこれから実践してみてください。

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ダイエットインストラクター清水一成です。 2008年からダイエットの「やり方」と「その続け方」についてメールマガジンを通してお伝えしてきました。 痩せたい人やダイエットが続かない人の役に立つ、ダイエットの本当のところを配信していきます。

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