【メヴィ・ダイエット㉔】食べたものを効率よくエネルギーに変える3
そして第三段階として次に必要なのは、「ビタミン」です。
最初にビタミンと聞いて、ガッカリした人もいるかもしれません。
なにかもっと聞いたことのない新しい成分を知りたい!
気持ちは分かりますよ。
なにか新しい成分なら、魔法のように、
そんな幻想にスガリたい気持ちはよく分かります。
でもですね、実はビタミンこそ、
実は、ビタミンという名前はほとんどの人が知っていますが、
こんなに知られているビタミンの効果を、
その理由は2つあります。
一つは、
以前も少しお伝えしましたが、
ある数値を超えてはじめて効果が発揮されるものなのです。
それなのに、日本で推奨されるビタミンの量は、
ですから仮に、「私はビタミンを摂っています」
つまり効果を発揮するレベルにはほど遠く、
実際に、本来必要な量は以下のとおりです。
ビタミンB群は100~300mg
ビタミンCは3000~9000mg
ビタミンEは400~800IU
日本の推奨量は、大体この2分の1~5分の1の場合が多く、
そして、
「酵素(タンパク質)」に「補酵素(ビタミン)」や「補因子(
ですが、その「酵素」と「ビタミン」が出会ったからといって、
この2つには、実は「相性の問題」があるのです。
うまく くっつくのが2回に1回とか、5回に1回とか、
食事をたくさん食べているのに痩せている人は、
そして、食事を減らしても痩せにくい人というのは、
ダイエットが必要な人は、
そしてこの親和力は「遺伝」の他に、
「年齢」「気候」「環境」「性格」「ストレス量」「運動量」「
これだけの条件によって親和力(酵素とビタミンがくっつく確率)
ですから一人ひとりに必要なビタミンの量を測るのは、
それならどうすればいいのか?
それは「メガビタミン」と呼ばれるやり方で、
こうすることで、たとえ親和力が低い人でも、徐々に代謝力(
そして、食べたものがエネルギーになりやすくなるということは、
ただ、「ほとんどの人をカバーできる量」と聞くと、
ですが現在の日本人は、親和力が低く、
また、もし摂り過ぎたとしてもビタミンB群とビタミンCは、
また、ビタミンEは800IUくらいなら、
慢性疾患(持病)によっては、もっと摂っても良いくらいです。
ただ、
ですから、メガビタミンを摂って、やっと必要な量が摂れるので、
さて、ここまでを簡単にまとめると・・・
◆ビタミンは魔法のように、新しい結果を生み出してくれる成分
◆ビタミンという言葉はみんなが知っている
◆でもほとんどの人は、ビタミンの効果を受けられていない
◆なぜなら、日本におけるビタミン推奨量が少なすぎるから
◆また相性の問題があり、人によって親和力(
◆
◆高用量といっても、ほとんどの日本人は親和力が弱いので、
・・・ということになります。
さて、それではここからは、
◆どうやってエネルギー(ATP)を作るのか?
◆そして、どんな場合に、食べたものが脂肪になってしまうのか?
◆さらに、ではどうすれば、
について、できるだけ簡単に解説したいと思います。
まず思い出してほしいのは・・・
「体を動かすエネルギーであるATPは、体中の37.
それから
「各細胞の中に何百、何千(部位によって数が違う)
ということ。
そして、ここからいよいよビタミンが絡んだ話になりますが、
1つは
「効率の悪い経路」で 、
もう一つは
「効率の良い経路」
があります。
効率の悪い経路の材料は「糖質」です。
糖質は、一応「三大栄養素」なんて呼ばれていますよね。
でもですね、糖質というのは、
実は「糖質をエネルギーに変換」する時、
「最初の段階」で、
体内にあるビタミンとミネラルを大量に使ってしまう
ということが解っています。
つまり「糖質」は、大量のビタミンとミネラルを道連れにして、
ですから「糖質」は、本来なら「三大栄養素」
「糖質」は、本当は「栄養ドロボー」なんです。
ですからアメリカで甘いものが広まった時に、
そしてそれは、現在の日本でも起きているわけですね。
さて、
それでは「効率の良い経路」の材料は何なのか?
「効率の良い経路」でATPを作る時、材料になるのは「脂質」
そして脂質を材料とした経路の場合、ATPはなんと129個(
じつに糖質を材料とした時の「3.4倍」のエネルギー(ATP)
それなら誰が考えても、
そう、ほとんどの人がそう考えるでしょう。
ですが、ほとんどの日本人は「糖質を使った効率の悪い経路」が、
その理由はナゼか?
その理由は・・・
今まで日本人は、糖質(炭水化物)を主食として食べてきたから、
もちろん脂質を使った「効率の良い経路」も、
ですが、メインではないので、ほとんどのATP(
ただですね、問題は「ココ」なんですよ。
ダイエット的にいうと、「ココ」に大きな問題があるんです。
それは何かというと・・・
たとえ効率が悪くても、
先ほど、糖質を使ってエネルギーを作ると、「
「なるほど、大量のビタミンとミネラルを使っちゃうのね」
「うん、うん、なるほどなるほど」
さて、では大量のビタミンとミネラルが、「体の中に無かったら」
「・・・・・」
先ほどもお伝えしように、ほとんどの日本人は、
そんな状況にも関わらず、たくさんの糖質を「主食」
そんなことをしたら、一体どうなってしまうのでしょう?
・・・さて、もうお分かりだと思いますが、
食べたものがエネルギーになってくれません。
そして、エネルギーにならなかった分は、
もう一度言います。
ビタミンとミネラルが体の中に足りない場合、
そしてエネルギーにならない分は、脂肪として溜まっていきます。
これは、たとえ食事の量を少なくしても起きる現象です。
食事の量が少なかろうが、
エネルギーにならなかった分は、
ダイレクトに脂肪になります。
そしてつまりこれが、
「食事を減らしても体重が減らない現象」
の正体だったわけです。
これまで多くの人が、
「食事を減らしても体重が減らない」
「あまり食べてないのに太る」
という悩みを持っていたかと思います。
ですがその原因は、「食べる量」の問題だけではなく、
「食べたものがエネルギーにならずに、
その多くが脂肪になっていたから」
という、更に大きな問題があったというわけです。
ここの部分だけ「ちょいまとめ」をすると・・・
◆食べたものは、それだけでエネルギーになるわけではない
◆食べたものがエネルギーに変わる為には、ミネラル(
◆もしそれ等が不足している場合は、
・・・ということです。
つまり痩せる為には、『ビタミンとミネラルが「必ず」必要だ』
「ビタミンとミネラル」という使い古されたフレーズですが、
この言葉の「本当の意味」を、
今回、理解していただけたかと思います。
そしてそうと分かったら、まずはミネラルである「鉄」
更に鉄を摂り始めて1週間したら、
それから更に1週間したら、次にビタミンを摂り始めてください。
ビタミンについて、何をどのくらい摂れば良いかは、
そして話を「効率の悪い経路」と「効率の良い経路」
「効率の悪い経路」では、
「ビタミンとミネラルを大量に消費」する上に、
ATPは「たったの38個」しか作ってくれない。
もう一方の「効率の良い経路」は、
ビタミンとミネラルも使いつつ、
ATPを129個も作ってくれる。
・・・ということでしたね。
夕方から夜にかけて、毎日クタクタになっている人は、恐らく「
ATPが作られていると推測できます。
しかも、ビタミンとミネラルが足りていないので、
実は、毎日エネルギー不足で生きていると、
食欲が収まらずに、
エネルギーが不足すると、次のエネルギーを作るために、
そしてそれが「食欲」となって現れるわけですね。
このマニュアルの最初の方でお伝えしように、「タンパク質」と「
ですがそれとは別の経路で、新たな食欲が湧いてくるわけです。
ATPを作っているのは、体中の細胞の中です。
なので細胞レベルで糖質を欲しがるということで、
もしあなたが今まで、「
この細胞レベルで湧き上がる食欲は、
ですからそれに対抗する手段は・・・
最初からこのような食欲が湧かないようにするしかありません。
その為には、ATPを効率よく作って、
具体的にいうと・・・
まずは十分なビタミンとミネラルを摂って、
糖質での最大エネルギー(
それができるようになったら、
「糖質を材料とした効率の悪い経路」
「脂質を材料とした効率の良い経路」をメインにすること
・・・です。
糖質の経路をメインにしていると、
それに、脂質の経路をメインにすることで、
その大きなメリットとは・・・・
「食事で摂った脂質」だけではなく、
「体の中に溜まった脂肪」も
エネルギーに代えてくれる
・・・ということです。
これは大きなメリットだと思いませんか?
今まで溜めてしまった脂肪もエネルギーに代えてくれる。
こんな嬉しいことが、「効率の良い経路」
ですからできるだけ早く、「脂質を材料」とした「
そしてここからは、ではどうやって「効率の悪い経路」を「
その方法をお伝えしていきたいと思います。
実はこの2つを切り替える為には、先に「効率の悪い経路」を、
なぜなら、切り替える為には、材料である糖質を「完全燃焼」
簡単にいうと、
「食べた糖質を使い切る」と、
「効率の良い経路」に切り替わる
ということですね。
ですからまずは、「効率の悪い経路」を、
そしてその為に必要なのが、これまでお伝えした
「プロテイン」
「ミネラル(鉄とマグネシウム)」
それから
「ビタミンB、C、E」
です。
これらの栄養を摂ることによって、
「効率の悪い経路」が、
効率が悪いなりに流れが良くなり、
糖質が完全燃焼しやすくなります。
そして「糖質を完全燃焼」すると、「効率の良い経路」
「それなら一度、糖質を完全燃焼させて、
・・・と思う人もいるかもしれません。
ですがそれはあまり現実的ではありません。
糖質とは、お米や小麦や砂糖などのことです。
これらを完全に断つ、というのはかなり難しいですよね。
それにできたいとしても、かなりストレスになると思います。
ですから、完全に断つ必要はありません。
このダイエットでも、お昼にはご飯(玄米)
ただ、完全に断つ必要はないですが、
ですから、糖質はできるだけ少ない量にする。
そのために昼食での炭水化物は、大スプーン1~3杯程度で、
それによって「糖質」が完全燃焼されやすくなり、
「効率の良い経路」に切り替わりやすくなります。
そして、「効率の良い経路」の中でも、
鉄やマグネシウム、
そしてビタミンが酵素とくっついて、
最大129個のATPを作り出します。
つまり「効率の良い経路」においても、
ビタミンとミネラルは必ず必要だということになります。
そして「効率の良い経路」
◆鉄:ATPをつくる最初と最後の段階で必要になります
◆マグネシム:ATPをつくる途中の段階で必要になります
◆ビタミンB群:
◆ビタミンC:「効率の良い経路」において、材料である「脂質」
◆ビタミンE:ATPを作るミトコンドリアの中に、酸素、
ここまでメール3通、長々と書いてしまいましたが、
ソレは何かというと・・・
◆栄養(タンパク質、鉄、マグネシム、ビタミン)を摂る
◆糖質(お米、小麦、砂糖)を断つ必要はないが、
これだけです。
これだけで、あなたの体に大きな変化が起こります。
まず余計な食欲が更に少なくなって、
そして、食事の量を減らしても体重が減らなかったり、
そういう人でも、時間が経つにつれて、
・・・ただし一つ残念なお知らせがあります。
それは、この変化はゆっくりと起きるということです。
例えばこれまでタンパク質が不足していたのであれば、
体の中にタンパク質が充足して、
十分にミトコンドリアが増えるのに
3ヶ月以上かかる場合もあります。
ビタミンとミネラルが足りていなかった人も多いかと思います。
鉄は、生理のある女性は常に不足しています。
ですから、鉄剤を飲み続けて、
マグネシウムも、一気に大量に摂取できないので、「経口吸収(
ビタミンは、たとえばビタミンCなどは、
ですからこれも少しずつ充足させていくことで、
つまり今回お伝えしたことを実践すれば、
確実に変化は起こるのですが、それが起き始めるまでに、
ですからまずはこれまでお伝えした・・・
①余計な食欲を減らす為に「プロテイン」と「MCTオイル」
②そして、体温を上げて(自然塩)、
③更に、食べると体調を害する食べ物を食べないようにすること。
まずはこれ等をメインとしてダイエットを進めてください。
そしてそれと同時に、ビタミンとミネラルを摂り続けてください。
そして、もし今まで「夕方から夜にかけてクタクタ」
夕方や夜になってもクタクタにならなくなったら・・・・
つまり、いつも通りに過ごしていても「余力」
それが「ビタミンとミネラルの効果」が現れてきた「兆し」です。
先ほどの「脂質を材料」とした「効率の良い経路」
その「兆し」が現れたら、
食べたものがエネルギーになりやすくなり、
脂肪になりにくくなります。
そして、すでに溜まっていた脂肪も、
エネルギーとして使ってくれるようになるというわけです。
そうなったら痩せるスピードが少しずつ加速していくので、
それまでは上記の①~③を、
つまりこれまでメールでお伝えしたことを続けてみてください。
まあ3ヶ月と書きましたが、
さてそして最後に、ビタミンについての詳細をお伝えします。
「必要なビタミン」と「摂るべき量」は・・・・
・ビタミンB群(100~300mg)
・ビタミンC(3000~9000mg)
・ビタミンE(400IU~800IU)
それぞれオススメの銘柄は以下のものです。
■ビタミンBコンプレックス
オススメ⇒Now Foods, B-100、ベジカプセル100粒
https://iherb.co/wcVuPNw
■ビタミンC
オススメ⇒Now Foods, C-1000、100粒
https://iherb.co/JNmgW8r
もしくは
オススメ⇒Now Foods, C-1000、250粒
https://iherb.co/dpTKnHJ
※Now FoodsのビタミンCは粒が大きいので、
■ビタミンC
オススメ⇒Source Naturals, C-1000, 100錠
https://iherb.co/pgn65xS
もしくは
オススメ⇒Solaray, 持続放出ビタミンC、1000mg、100粒
https://iherb.co/ZZYX3wv
■ビタミンE
オススメ⇒Now Foods, E-400、268mg(400IU)、250粒
https://iherb.co/96m5Y6r
上記のサプリメントでいくと1日の摂取量の目安は
ビタミンBは1~3粒
ビタミンCは3~9粒
ビタミンEは1~2粒
となります。
これは、この「~」
最初は左の少ない数から摂り始めます。
【1週目】
ビタミンBを1粒
ビタミンCを3粒
ビタミンEを1粒
【2週目】
ビタミンBを2粒
ビタミンCを6粒
ビタミンEを2粒
【3週目~】
ビタミンBを3粒
ビタミンCを9粒
ビタミンEを2粒
・・・という具合に、徐々に増やしていき、3週目以降は、
ちなみに上記は「1日の摂取量の目安」です。
1週間の摂取量ではないので、間違わないようにしてくださいね。
それから「ビタミンを摂り始めるタイミング」ですが・・・
タンパク質を摂り始めて2週間以上経過したら、「鉄」
鉄を摂り始めて1週間したら、マグネシウムを摂り始める。
マグネシウムを摂り始めて1週間したら、ビタミンを摂り始める。
マグネシウムに関しては、食事から摂るものもあるので、
ですが、「マグネシウムクリーム」や「
それから「エプソムソルト」や「マグネシウムフレーク」などは、
鉄を摂り始めて1週間してから使い始めてみてください。
そして1日の中での「ビタミンとミネラルを摂るタイミング」
ビタミンB群については、睡眠の邪魔をすることもあるので、
つまりビタミンBは、朝に摂るようにしてください。
ビタミンCは、朝昼晩に分けて、いつ摂ってもOKです。
ビタミンEは鉄剤の効果を阻害してしまうので、
鉄は夜に摂ってもらいたいので、
マグネシウムは、お伝えしたように夜に塗布します。
これらをまとめると・・・
【朝】
ビタミンB
ビタミンC
ビタミンE
【昼】
ビタミンC
【夕方~夜】
ビタミンC
鉄
マグネシウム
サプリメントを飲む量やタイミングで分からないことがあれば、
さて最後にもう一度、今回お伝えしたことをまとめると、
◆栄養(タンパク質、鉄、マグネシム、ビタミン)を摂る
◆糖質(お米、小麦、砂糖)を断つ必要はないが、
これだけで、少し時間は掛かりますが確実に、
食べたものがエネルギーになりやすくなり、
脂肪になりにくくなります。
そして、すでに溜まっていた脂肪も、
エネルギーとして使ってくれるようになります。
その為に、「ビタミンとミネラルを必要量摂る」こと。
そして、「糖質を減らしておく」こと。
この2つを、ぜひこれから実践してみてください。