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【メヴィ・ダイエット③】「空腹感をなくす食材」について2

2021/11/26
 
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ダイエットインストラクター清水一成です。 2008年からダイエットの「やり方」と「その続け方」についてメールマガジンを通してお伝えしてきました。 痩せたい人やダイエットが続かない人の役に立つ、ダイエットの本当のところを配信していきます。

さて、前回お伝えした「タンパク質」ですが、なぜそんなに重要なのか?

それはタンパク質が人間の体そのものだからです。

タンパク質は内蔵や血管、皮膚や髪、爪、そして筋肉と、体の大部分のものはタンパク質で作れられています。

痩せる為に重要な筋肉などは、水分を除くとその80%がタンパク質でできています。

そのほかにも血液の細胞やホルモン、酵素などといった、体の機能を維持する為の物質も、タンパク質が材料になっています。

つまり、タンパク質が不足してしまうということは、体を正常に保つことができなくなる、ということです。

ダイエット的にいうと、たとえば食事制限をしてタンパク質の量を減らしてしまうと、その分、体の「筋肉」が減ります。

筋肉と聞くと嫌がる人もいますが、「起きて」「歩いて」「仕事して」「遊んで」という具合に、毎日の生活の中で必ず筋肉は使われています。

また筋肉は余分な糖質を燃やす役割もある重要な器官でもあります

食べないダイエットをして筋肉が少なくなるということは、余分な糖を燃やす場所が減ってしまうということです。

余分な糖を燃やす場所が減った後(筋肉が減った後)に、以前と同じ食事に戻したらどうなると思いますか?

以前よりも糖を燃やしにくくなっているので、たとえ以前と同じ食事量でも簡単にリバウンドしてしまいます。

そして食べないダイエットを繰り返すと、どんどん筋肉が減っていくので、どんどん痩せない体になってしまうというわけです。

ですからそれを防ぐためには、前回お伝えしたプロテインを摂りながらダイエットを進めてみてください。

そして、タンパク質が体を作っているのなら、「脂質」の役割は何なのか?

脂質は「脳」と「細胞膜」をつくっています。

脳も大部分が水ですが、それを取り除くと35%が「タンパク質」、「65%が脂質」でできています。

脂質が足りないと脳の働きが鈍ってしまい、これが原因で「うつ状態」に陥ったり、認知症になりやすくなってしまいます。

そこまでいかなくても、脳の働きが鈍るということは、睡眠不足同様、何をどのくらい食べるかの判断を誤りやすくなるということです。

また、脳に脂が少ないと気分の落ち込みやイライラしてしまったり、不安になりやすく、ストレスを感じやすくなります。

気分の落ち込み、イライラ、ストレスはダイエットの大敵ですので、つまり「脂」が足りないとダイエットに失敗しやすくなるということです。

また、「タンパク質」が体を作っているといいましたが、その体を構成しているのは、体の中にある37兆個の細胞です。

その細胞の中身は、「水」と「タンパク質」でできていますが、その細胞の表面を覆う「細胞膜」は「脂質」でできています。

この「細胞膜」の役割は、細胞に栄養を摂り込んだり、細胞から老廃物を排出したりしています。

人間でいうと、皮膚であると同時に、口や尿道、肛門の役割をしているということですね。

「クイックスタートガイド」なので、あまり細かい解説は省きますが、要するに脂質も「タンパク質同様、体にとって重要な役割を果たしているということです。

ですから体に必要な分が足りていないと、「もっと食事をして脂質を摂れ」という命令が脳から出ます。

つまりこれが「食欲」ですね。

ただし、「タンパク質」の時もお話ししたように、食欲ってすごく大雑把なんですよ。

きちんと「脂質を摂れ」って命令してくれればいいのですが、そうではなくて大雑把な「食事を摂れ」「足りないから何かを食べて補え」という命令しかできないんですね。

それなので、「脂質」が足りない時に、他の糖質(炭水化物)やタンパク質を食べても、いつまで経っても食欲が収まってくれません。

これは逆にいうと、必要な分の脂質さえ摂れば、お腹は空かなくなる(脳から「食べろ」という命令が出なくなる)ということです。

ただ、脂質と聞くと「カロリーが多い」というイメージを持っている方がいるかと思います。

たしかにカロリーを基準にすると、三大栄養素の中の「糖質」と「タンパク質」が1グラムあたり約4kcalなのに対して、脂質は9kcalあります。

ただですね、このカロリーというのは、体に入る前の食材が持つただの「熱量」を数値化したものなんですね。

すべての食材を1つのモノサシで測れるという意味では、カロリーという基準は必要なのかもしれません。

ただ、カロリーはあくまで、「体に入る前」に「試験管の中」で測られた数値です。

ですが実際問題、食材というのは体内に入って胃や腸での消化吸収を経て、 体の中で様々な役割を果たします。

同じカロリーだとしても、体の中に入った後の役割はまったく違います。

そう考えると、カロリーだけで食材を決めつけるのは、全くのナンセンスだということが分かると思います。

脂質には、先程お伝えしたような脳や細胞膜といった重要な役割があるので、カロリーが高かろうとなんだろうと、必要な量を摂らないと、いつまで経っても「脳からの命令(食欲)」は止まってはくれません。

また、「脂」は糖の代わりのエネルギーにもなるのですが、それについてはまた後日お伝えします。

そしてここからは、どのような脂質をどのくらいの量を摂るのか?についてお伝えしていきます。

これは「クイックスタートガイド」ですので、最初からズバリお伝えします。

どのような脂質を摂るか?

それは、「MCTオイル」です。

「MCTオイル」というのは、ココナッツやパームヤシの種子から作られる、体に吸収されやすく、吸収されると素早くエネルギーに変わる脂です。

無味無臭ですので、飲み物に入れても、料理にかけても、全く違和感なく摂取することができます。

この「MCTオイル」を1回につき小スプーン1杯 ~ 大スプーン1杯を飲み物に入れたり、食べるものにかけて、1日3回摂るようにしてください。

ちなみに私の場合・・・

朝:大スプーン1杯分をコーヒーに混ぜて飲む

昼:大スプーン1杯分をその日の昼食にかけて食べる

夕食前の18時頃:大スプーン1杯をココアに混ぜて飲む

最初のうちは、人によってお腹がゆるくなることがあるので、まずは小スプーンで何日か試して、慣れてきたら大スプーンで摂るようにしてみてください。

「MCTオイル」を1日3回摂ることで、1日を通して余計な食欲が湧きにくくなります。

夕方の摂取タイミングに関しては、食事と一緒に摂るのではなく、18時頃に飲み物に混ぜて摂ることをオススメします。

そうすることによって、1日で一番食べ過ぎてしまいやすい夕食時に余計な食欲を抑えることができるので、無理なく食事の量を減らすことができるようになります。

そしてこの「MCTオイル」は、実は大抵のスーパーマーケットで売られています。

食用油のコーナーの、恐らく一番上の棚にあるので、どのメーカーのものでもいいです。

まずは1本購入して、一度試してみてください。

私のように摂取してもいいですし、ご自分のタイミングで摂取してもOKです。

もちろん、前回お伝えしたプロテインも併せて摂るようにしてください。

両方ともとにかく一度試してみて、どのくらい食欲が湧かなくなるかをご自分で体験してみてください

そして、この夢のような食材である「MCTオイル」ですが、ただ一つ問題があるとしたら、このオイルってちょっと高いんですよね。

スーパーなどで売っているものですと、85g程度の容量で値段が1,000円くらいします。

毎日飲んでいると1週間くらいでなくなってしまうので、これを続けるとなると、ちょっと経済的にジワジワきます。

そこでオススメなのが、まずは最初はスーパーで買って試してみて、それ以降はAmazonで売られているお得な「MCTオイル」を使用することです。

価格は1,800円程度ですが、容量が480gです。

これならば1ヶ月近くもちます。

以下に私も使用する「MCTオイル」のURLを貼っておくので、ぜひ試してみてください。
⇒ https://amzn.to/3zb1XiK

経済的な負担になると、ダイエットはなかなか続きません。

ですからこの「MCTオイル」や前回のマツキヨのプロテインなどのように、継続をしやすい価格帯のものを、今後もお伝えしていくので楽しみにしていてください。

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ダイエットインストラクター清水一成です。 2008年からダイエットの「やり方」と「その続け方」についてメールマガジンを通してお伝えしてきました。 痩せたい人やダイエットが続かない人の役に立つ、ダイエットの本当のところを配信していきます。

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