Just another WordPress site

【メヴィ・ダイエット⑳】質問にお答えしました1

2021/11/27
 
この記事を書いている人 - WRITER -
wpmaster
ダイエットインストラクター清水一成です。 2008年からダイエットの「やり方」と「その続け方」についてメールマガジンを通してお伝えしてきました。 痩せたい人やダイエットが続かない人の役に立つ、ダイエットの本当のところを配信していきます。

さて、これまで沢山の質問を受けたのですが、その回答の中から、『メヴィ・ダイエット』を実践している全ての方に参考になるものが多いので、今回は、その質問と回答をお送りしたいと思います。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【Q】
マツキヨのプロテインは、ストロベリー味もありますが、飽きたらこちらでも 大丈夫ですか?ココア一択ですか?

【A】
こちらはココア味一択となります。

ストロベリー味は、ソイプロテインといって、原材料が豆からできていて、効果が薄いものです。

飲みやすいので、女性誌などではソイプロテインを勧めているケースが多いですが、実はあまり効果がありません。

プロテインというのは、お腹が空かないことの他に、必須アミノ酸(体の中で作れないアミノ酸)を一度に摂れるというメリットがあります。

ですがこの必須アミノ酸は、9種類のアミノ酸を規定量以上摂らないと効果を発揮してくれません。

1種類でも必要量に足りていないと、もっとも少ないアミノ酸に合わせた量しか効果が発揮されないのです。

それでいくとホエイプロテインは、すべてのアミノ酸を規定量以上摂取できるのですが、ソイプロテインは違います。

ソイプロテインの場合、規定量以上の摂取ができないアミノ酸がいくつかあります。

すると、他の規定量以上摂ったアミノ酸も効果を発揮できなくなるので、ハッキリいってソイプロテインは効果が乏しいを言わざるを得ません。

なのでプロテインは、ホエイプロテイン(ココア味の方)一択でお願いします。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【Q】
プロテインがあまり飲めないのですが

【A】
元々タンパク質を摂っていない人の場合、最初はプロテインを飲むと胃がムカムカしたり下痢を起こす人がいます。

その場合、最初は少なくてもOKです。

プロテインを飲むことで、胃液の量や消化酵素が増えていきます(胃液も消化酵素もタンパク質でできているので)。

すると徐々に、プロテインを飲める量が増えていくので、まずは少しずつ増やしていってみてください。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【Q】
日頃運動をしていないので、プロテインを積極的に摂ることに不安があります。プロテイン飲むと太るんじゃ?と思ってしまいます。

【A】
プロテインは必要な栄養素であるタンパク質を摂るために飲みます

タンパク質は、よほど摂りすぎない限り、それが原因で太ることはありません。

しかも摂りすぎのレベルは、ご紹介したマツモトキヨシのプロテイン一袋がありますよね?

アレを3日で使い切るほどの量のことなので、現実的には摂りすぎるのは無理です。

つまり、たとえ運動をしていなくても、通常の量を摂取する分には、プロテインで太ることはないので、安心して飲んでもらいたいと思います。

そもそもナゼ、タンパク質を摂る必要があるかというと、私たちも日々の生活においてタンパク質を失っていっています。

それは運動をしていないとしても、です。

どういうことかというと、タンパク質は皮膚や内蔵、髪の毛や爪、血管や血液、胃液もそうですし、人間の体のほとんどの材料がタンパク質からできています。

そしてそれらは、代謝といって、常に新しく作られ続けています。

たとえ成長期が過ぎても、人が生きている限り、人間の体は常に新しく作られ続けています。

分かりやすいところでいうと、髪の毛や爪は、常に伸び続けています。

同じように、皮膚や骨も数日から数ヶ月かけて入れ替わっています。

食べたものは日々の活動のエネルギーになるだけでなく、常に新しく作られ続ける体の材料になっているわけです。

そして、常に新しく作られ続けるには、常に新しい材料が必要ですよね?

ですがここで、大きな問題があります。

それは・・・

『現代の日本人の普通の食事では、常に新しく作られる体の為の材料が、まったく足りていない』

・・・ということです。

足りていないものは主に「タンパク質」「鉄」「ビタミン」「ミネラル」です。

ですがたとえ材料が足りていなくても、生きている限りは、常に新しく作られ続ける。

家の場合、材料が足りない状況で作ったら、欠陥住宅ができてしまいますよね。

でも外から見たら、欠陥住宅かどうかは分かりにくい。

人間の体も同様に、材料が足りていない状況で作ったら、「欠陥ボディ」ができてしまいます。

でもこれも外からみて分かるのは、ごく一部だけです。

しかも家は一度建てるだけですが、人間の体は毎日少しずつ新しくなっていくので、日々の栄養が足りないと、毎日少しずつ欠陥が増えていきます。

そしてその結果、様々な「ゆがみ」や「ひずみ」が体と心に起こるのです。

体に起きているのは「だるさ」「体が重い」「目覚めが悪い」「いつも眠い」「疲れやすい」「頭痛」「風邪を引きやすい、治りにくい」「めまい」「ふらつき」「冷え性」などなどなど。

心に起きているのは「やる気がでない」「イライラする」「落ち込みやすい」「怒りっぽい」「倦怠感」「うつ」「パニック」「不安」「生きるのがつらい」などなどなどなど。

材料が足りていない「ゆがみ」や「ひずみ」は、このような形となって体と心に現れています。

先程お伝えしたように実際は、タンパク質だけでなく、鉄とビタミンとミネラルも足りていないのですが、それは今後のマニュアルでお伝えしていきます。

ただ、タンパク質が「主酵素」なので、まずはタンパク質が足りていないと、その先に進めません。

ですからまずは、タンパク質から摂らねばなりません。

そして大げさな話ではなく現実的に言って、日本人の99%はタンパク質が足りていません。

なぜそう言い切れるかというと、「バランス良く食べましょう」という掛け声のもとで普及している「みなさんが良いと思って食べている食事」は、まったくタンパク質の量が足りていないからです。

「バランス良く」という体のいい言い方をして、すべてのものを少しずつ摂り、その上で炭水化物は沢山摂っている。

そしてそれをバランスがいいと思っている。

ですが、タンパク質の1日の必要な量は、通常の何の疾患もない人でさえ、体重の数値をグラムに変更した量です。

つまり体重50kgの人は、1日50gのタンパク質が必要最低ラインです。

これは例えば、卵でいえば8個分、納豆でいえば10パック分、牛肉でいえば325g、豚肉なら415g、鶏肉なら275gです。

「バランス良く」なんて言っていたら、とても食べられるような量ではないですよね?

つまり、バランス良く食べている日本人は、イコールみんな『タンパク質不足』だということです。

日本において、年々様々な体と心の病気が増えていくのは、長年「バランスのよい」(と呼ばれる)食事を摂り続けた結果、体と心に「ゆがみ」や「ひずみ」が生まれ続けていることが原因だと私は思っています。

しかし、たとえタンパク質が必要だといっても、上記のような卵や肉の量を毎日摂り続けるというのは、現実的ではありません。

必要だけど、そんなに多く食べられない。

そこで登場するのが「プロテイン」です。

今回、この新しいダイエット法においてプロテインは、「余計な食欲をなくす為」という役割で紹介させてもらいました。

そしてプロテインを飲むことをお勧めしたもう一つの理由が、このダイエットを実践した人の体と心が健康になってもらう為です

あまり知られていませんが、ダイエットがうまくいかない理由の一つに、
「体と心が疲弊しているから」
というのがあります。

毎日の生活で体と心が疲れ切っていると、ダイエットをしても、その効果が現れにくいんですね。

たとえ食事を減らしても、その少なくなった食事で、タンパク質が足りてない分を補おうとする。

すると体重減少という欲しい結果になかなか結びつきませんし、

更に体の「ゆがみ」や「ひずみ」が大きくなっていき、

いつも疲れているので、運動をしても効果が出にくいばかりか、

続けることができず、

ダイエット自体も、少しがんばったところで

体と心の疲弊に勝てずに挫折する。

みなさん、この繰り返しです。

ですからこのダイエットにおいては、運動は、体の状態を整えてから行います。

まずは体に必要な栄養を摂ってもらい、運動をしても大丈夫な体になってから、運動のアドバイスをしていきます。

それから、ストレスを感じながらダイエットをしても、その効果は、最大で8割落ちることが分かっています。

8割落ちるということは、つまりやったことの2割しか効果が出ないということです。

ストレスというのは、置かれた環境にもよりますが、自分の受け取り方によっても、ストレスを感じる度合いが大分違います。

心が穏やかであればストレスに感じないことでも、常にイライラしていたり、落ち込んでいると、穏やかな時の何倍もストレスに感じやすくなってしまう。

以前のダイエット法では、起きた物事に対する「自分の受け取り方」を変えることで、ストレスを減らす指導をしていました。

ですがそれですと、ストレスの原因や、それを受け取る個人の状況によって、どうしても安定的にストレスを減らすことができませんでした。

ですが分子栄養学の勉強をしていくうちに、必要な栄養を満たすことで、実は体が変化するだけでなく、心も穏やかになっていくことを知りました。

このやり方ならば、ほとんど個人差がなく、栄養を摂るだけでストレスが減るので、多くの人のストレスを減らせて、ダイエットがうまくいく下地を作れると確信しています。

そして、その栄養素の一番の胆が「タンパク質」です。

まずは体が必要としている量を摂るようにします。

タンパク質が足りないままでいると、次の不調を呼び起こし、年齢を重ねるとともに、どんどん体と心の不調が増えていきます。

今までは、どんどん体の不調が増えていくことを、恐らく「年齢のせい」にしていたいと思います。

ですが、それは年齢のせいではなく、タンパク質をはじめとした栄養が足りていなかった、というのが本当のところです。

逆にいうと、たとえ年齢を重ねても、必要な栄養を摂るようにしていけば、何歳からでも体と心の不調を改善できるということです。

そうすることによってダイエット的にも痩せやすくなるので、運動をしているしていないに関わらず、プロテインはぜひ飲むようにしてください。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【Q】
ホエイプロテインは牛乳が原料ですが、身体に悪さをするカゼインは入っていないのですか?

【A】
プロテインは、牛乳からホエイを抽出して作られたのがホエイプロテインなので、カゼインは入っていません。

また、あまり知られてはいませんが、カゼインプロテインというのもあります。

これはカゼインが5種類あるうち、悪さをする2種類のカゼインを取り除いて作られたものです。

つまり、体に良い影響を及ぼすカゼインだけを使っています。

話しが逸れましたが、牛乳の良くない部分は、ホエイプロテインには入っていないので安心して飲んでもらいたいと思います。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【Q】
プロテインとMCTオイルを飲んだら下痢になってしまいました。最初から量が多すぎたのでしょうか?
もともと牛乳が飲めない体質(乳糖不耐症)なのと関係がありますか?

【A】
お伝え頂いた症状が出た場合、考えられるのは二点です。

まずは仰る通り、いきなり量が多すぎて体が対応できなかった場合です。

実は、胃の中の消化酵素もタンパク質からできています。

元々タンパク質が足りていないと、消化酵素が足りずに、タンパク質を摂ってもうまく消化ができずに下痢になってしまうことがあります。

この場合、まずは少しずつタンパク質を摂ることで、消化酵素も増えて、徐々にタンパク質の量を増やしていけるようになります。

また、MCTオイルについても、慣れていないと最初に下痢のような反応を起こすことがあります。

この場合も、体が徐々に慣れていくのを待つだけなので、最初は1日1回、小さじ1杯から摂取を再開するようにしてください。

そして問題がなければ、2週間くらいしてから、プロテインの量を、付属のスプーン1杯から2杯に量を増やして、それでも問題がなければ1日2回にしてみてください。

それからもう一つ考えられるのは、乳糖不耐症とのことですので、ホエイプロテインが2種類あるうちの「WPC」は体質に合わないということです。

ホエイプロテインにはWPCとWPIがあります。

WPIは、乳糖不耐性の人のためのホエイプロテインです。

ですから、もし回数や量を減らして、何度か試してみて、それでも体に不調が起きるのであれば、「WPI」のホエイプロテインに切り替えてみてください。

ただ、切り替えてみてくださいといっても、マツモトキヨシのホエイプロテインには「WPI」は用意されていないので、この場合、他のメーカーのものとなります。

「WPI」のオススメは、以下のものとなります。

・ビーレジェンド WPIプロテイン みんなの愛すココア風味【1kg】 スプーン付き
https://bit.ly/3A7K7gH

上記で説明した「回数や量を減らす」を試さずに、最初からコチラのWPIに切り替えてみてもOKです。

ちなみにソイプロテインは、プロテインスコアが悪く(規定量以上の摂取ができないアミノ酸がいくつかある)効果が薄いので、ソイにすることは考えずに、量や回数で慣らしていくか、WPIへの変更で対応してみてください。

この記事を書いている人 - WRITER -
wpmaster
ダイエットインストラクター清水一成です。 2008年からダイエットの「やり方」と「その続け方」についてメールマガジンを通してお伝えしてきました。 痩せたい人やダイエットが続かない人の役に立つ、ダイエットの本当のところを配信していきます。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 清水式ダイエット , 2021 All Rights Reserved.