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【メヴィ・ダイエット㉑】質問にお答えしました2

2021/11/27
 
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wpmaster
ダイエットインストラクター清水一成です。 2008年からダイエットの「やり方」と「その続け方」についてメールマガジンを通してお伝えしてきました。 痩せたい人やダイエットが続かない人の役に立つ、ダイエットの本当のところを配信していきます。
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【Q】
清水さんは、マニュアルの中でGI値についてふれていませんが、どうお考えでしょうか?
例えば、1食あたりのメニュー内容自体は同じでも、それらを食べる順番によって血糖値の上昇ぶりに多かれ少なかれ影響しませんか?【A】
GI値に関してですが、私の考えとしては、GI値は木でいえば枝葉の部分、もっというと葉っぱの部分であり、あまり重要ではありません。もっというと、糖尿病やその予備軍のように、空腹時血糖値や食後血糖値が高いのであれば別ですが、そうでない場合は、血糖値をあまり気にする必要はないと考えます。血糖値が上がって何が良くないかというと、血管が傷ついたり、膵臓や肝臓に負担がかかるということです。そうならない為には、それを修復する「材料」を摂ることと、修復する時間をつくる為に「十分な睡眠」をとることです。修復するための材料としてタンパク質が必要になります。

睡眠については、この後にお伝えします。

また、血糖値が上がるとインスリンが分泌されて、食べたものを脂肪として取り込むから、ダイエット的にあまり血糖値を上げない方がいいという考え方もあります。

ですが、脂肪として取り込まれるのは、食べたものがエネルギーとして使われて、それでも余った分が脂肪になりやすい、というだけの話です。

ですから少し乱暴な言い方をすると、血糖値が上がろうが上がるまいが、何を食べても、エネルギーとして使う以上に食べてしまえば脂肪になりやすいということです。

逆に、1日のトータルでの食事量が、基礎代謝やエネルギーとして使われる量に収まっていれば、血糖値を気にする必要はないということです。

それからこれは余談ですが、血糖値やGI値というのは、医者や製薬会社、あとは健康食品会社やダイエット業界が、それを気にする人からお金を吸い取るためのマッチポンプだと思っています。

例えば、高血圧の基準が徐々に上がってきてるのをご存知でしょうか?

これなどは、基準が上がると高血圧と診断される人が増えるので、医者や製薬会社が儲かるようになっています。

同じように「血糖値」で恐怖を煽って、血糖値が下がる、血糖値が上がらないと謳って色々な商品を買わせる。

先ほど言ったように、血糖値を厳密にコントロールしなければならない段階ならばいざしらず、そうではない場合は、あまり血糖値を気にする必要はないというのが私の見解です。

また、このダイエットにおいては、マニュアル通りにやっていただければ、血糖値を気にしなくても良いようになっています。

例えば食事前にプロテインを摂ると、同じ食事をしても血糖値が上がりにくくなります。

ですから食事の前に、まずはプロテインを飲むことを実践すること。

それから、タンパク質と脂質を摂ることで、糖質をあまり欲しくなくなります。

また、今後のマニュアル内で詳しくお伝えしますが、鉄分を摂ることで甘いものが欲しくなくなります。

すると血糖値が上がる要素が減るので、結果的に血糖値を気にする必要がなくなります。

血糖値が上がらなければ、血管も傷つきにくくなります。

それにインスリンの分泌も少なくて済むので、膵臓への負担も減らせることになります。

このダイエットの副次的効果として、結果的に血糖値のコントロールまでうまくいくようになっているので、血糖値にGI値ついてはワザワザ気にする必要はないということです。

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【Q】
眠りが浅く質の良い睡眠がとれません。それに早く寝ても休日だとお昼近くまで起きられません。
昔から、周りの人に比べてエネルギー不足だと感じています。

【A】
睡眠については、まずは糖質を摂りすぎていると、睡眠が浅くなり、寝起きが悪くなります。

ですからこれまでお伝えしたように、パンを止めて、お米もお昼だけにするようにしてみてください。

ただ恐らくそれだけでは解決しないでしょう。

普段からエネルギー不足を感じているとのことですね。

「疲れやすい」とか「いつも眠い」などの症状を抱えている人の場合、文字通りエネルギーが不足しているのだと思います。

そこで、これはカスタマイズの後にお伝えする予定のことなのですが、概要だけ先にお伝えしたいと思います。

まず人間の体を動かしているのは「ATP」という物質です。
※ATP⇒アデノシン三リン酸(アデノシンさんリンさん、adenosine triphosphate)

「車でいえばガソリン」、「機械でいえば電気」の役割、それが「人間でいうところのATP」になります。

つまり、体を動かすエネルギーがATPです。

よく誤解されやすいところでいうと、カロリーや炭水化物が、人間の体を動かすエネルギーだと思っている人が多いように思います。

加工された食べ物の裏面に「栄養成分表示」というモノが記載されていますよね?

そこには「カロリー」のことを「エネルギー」と表示しています。

なので多くの人が、体を動かすエネルギー=カロリーだと誤解しているように思います。

ですがカロリーとは、ただの熱量の基準です。

そして実際のところ、体を本当に動かしているのは「ATP」なのです。

ATPが足りていないと、すぐ疲れてしまうとか、朝起きられないなどをはじめ、生活の中で何をしていてもエネルギー不足を感じてしまいます。

体のエネルギーと聞くと、もう一つ、炭水化物を思い浮かべる人もいるかもしれません。

たしかに炭水化物は、体を動かすエネルギーになります。

ですがそれはお金でいえば、財布の中のお金、つまりその日、その時に使う分が炭水化物に当てはまります。

じゃあATPは何かというと、お金でいえば銀行に預けてある預貯金がATPです。

家計全体で考えた時、預貯金があまりないと、家計の体力はないことになりますよね?

ATPが足りないということは、体全体の生きるための力が足りていない、ということになります。

体全体のエネルギーが不足しているのですから、一時的にカロリーの多い食事や炭水化物を摂ったとしても、エネルギー不足が解消されることはありません。

問題は、体全体の生きるための体力、つまりATPが足りていないことなんです。

そしてじゃあどうやってATPを増やせば良いのか?についてですが、まず必要なのは「タンパク質」です。

まずはタンパク質から摂り始めます。

ただ、これまでタンパク質をあまり摂ってこなかった人は、いきなり多くを摂ることができません。

その理由は、体がタンパク質を消化吸収する準備ができていないからです。

ですからまずは、一度タンパク質を規定量飲んでみて、自分がタンパク質の準備ができているかを見極めます。

お勧めしたマツモトキヨシのプロテインの場合、100gの水に付属のスプーン2杯を入れてよくシェイクして飲みます。

その後、次の食事までにお腹の調子が問題なければ、タンパク質を摂る準備ができていることになるので、その後は、最低1日2回、できれば1日3回プロテインを摂るようにします。

そしてもしここで問題が起きた場合、たとえば下痢になってしまった場合、その場合、やり方は2種類あります。

まずはプロテインの量を減らします。

水の量を100gではなくその半分の50gにして、付属のスプーン1杯分を入れてよくシェイクして飲みます。

そして、これで問題がなければ、まずはこの量で、1日1回を、1週間続けます。

飲むタイミングは朝がオススメです。

それから2週目は、この量のまま1日2回にします。

朝飲むのに加えて、夕方、夕食の30分~2時間前に飲むようにしてください。

そして3週目は、朝のプロテインの量を、水100gにして、スプーン2杯分に増やします。

夜は、水50gのまま、スプーン1杯分のままでOKです。

そして4週目になったら、夜も水100gにして、スプーン2杯分に増やしてみてください。

それ以降は、1日2回、各回は水100g、スプーン2杯分を続けます。

そして最初に飲み始めて2ヶ月経ったら、もし可能であればお昼にもプロテインを飲むようにします。

ちなみにこの工程は、最初に下痢やお腹の調子が悪くなった場合です。

ですからいきなり最初から規定量(水100g、スプーン2杯)が飲めて、3食ともプロテインが飲める人の場合は、最初から飲んでもらって大丈夫です。

次に、もし最初に下痢になって、次に「水の量100g、スプーン1杯」に減らしても、下痢になるようであれば、プロテインを変えてもらう必要があります。

ホエイプロテインにはWPCとWPIがあります。

WPIは、乳糖不耐性の人のためのホエイプロテインです。

乳糖不耐性の人がWPCのプロテインを飲むと、下痢や体に不調が起きます。

ですから、もし回数や量を減らして、それでも体に不調が起きるのであれば、「WPI」のホエイプロテインに切り替えてみてください。

ただ、切り替えてみてくださいといっても、お勧めしたマツモトキヨシのホエイプロテインには「WPI」は用意されていないので、この場合、他のメーカーのものとなります。

「WPI」のオススメは、以下のものとなります。

・ビーレジェンド WPIプロテイン みんなの愛すココア風味【1kg】 スプーン付き
https://bit.ly/3A7K7gH

もしWPCが体に合わない場合は、辛くなる前に、早めにWPIに移行することをオススメします。

このことは先にお伝えしておけばよかったのですが、その懺悔の意味も含めて言わせてもらいますと・・・

たとえ合わなくても「一袋が終わるまでは・・・」と頑張ってしまうと、プロテインを飲むことが嫌になってしまいます。

そうなると、痩せる機会や健康になる機会を逃してしまう。

そうなってしまうよりは、一袋をスパっと捨てて、体に合う方に切り替えた方が、今後ダイエット自体がうまくいくようになります。

そして話を、人間の体のエネルギーであるATPを「どうやって増やすのか?」に戻したいと思います。

ここまで、まずはタンパク質を摂ることから始めるということをお話ししました。

まずはプロテインを1日2回、できれば1日3回とります。

そして以前お伝えしたように、昼食と夕食で、上限と下限に収まる量の動物性タンパクと植物性タンパク質を摂るようにしてください。

そして、タンパク質を摂るようになって2週間から1ヶ月が過ぎたら、今度は「鉄剤」を摂るようにします。

生理のある女性の99%は、鉄とタンパク質不足です。

理由は、鉄とタンパク質は、毎月体から出ていってしまうのに、その分を補う栄養を食事から得られていないからです。

ただし、鉄剤を飲むと胃がムカムカするという人が多いので、まずはタンパク質の摂取量を増やしてもらいます。

タンパク質は、胃液の原材料でもあるので、十分なタンパク質を摂ると胃液が増えて、鉄剤を飲んでもムカムカしなくなります。

そしてオススメの鉄剤は「キレート鉄」です。

なぜか日本で売られている鉄剤は「ヘム鉄」が多いのですが、「キレート鉄」の方が吸収率も効果も大きいので、「キレート鉄」を摂るようにしてください。

オススメの「キレート鉄」は以下です。

・Now Foods, 鉄36mg、90粒
 https://iherb.co/HbhnGS4

これを1日1粒からはじめて、1週間経ったら2粒に、2週間経ったら3粒にというように、徐々に増やしていってください。

鉄剤は、夜に摂るのがオススメです。

サプリで鉄を摂るということに対して、鉄の過剰摂取を心配する方もいるかもしれません。

ですが、血管に直接打つ鉄剤注射ならいざ知らず、経口投与された(口から飲んだ)鉄剤は、必要な分だけが結合して吸収されます。

ですから1日100mg程度であれば、決して摂りすぎにはならないので安心してください。

むしろ心配するべきは摂りすぎよりも、鉄不足の方です。

これまで何年も鉄不足できた体は、様々な影響が出ています。

例えば、鉄が不足していると甘いものが欲しくなります。

これまでどんなに我慢しても、甘いものが止められなかったのは、決して意思が弱いからではなく、体の中の鉄が不足していたからです。

タンパク質と脂質をとって、余計な食欲を減らした後は、鉄分をとって甘いものへの欲求を、無理なく自然に減らせるようになります。

ですからぜひ、タンパク質の次は鉄剤を飲み始めてもらいたいと思います。

そして鉄剤を飲み始めて2週間から1ヶ月経ったら、次の段階に進みます。

次はビタミンの補充です。

なぜビタミンが必要なのかなどについては長くなるので、カスタマイズの後のマニュアルで詳しくお伝えします。

ここではATPを量産するのに必要なビタミンの種類と必要な量だけお伝えしておきます。

・ビタミンBコンプレックス
 オススメ⇒Now Foods, B-100、ベジカプセル100粒
 https://iherb.co/wcVuPNw

・ビタミンC
 オススメ⇒Now Foods, C-1000、100粒
 https://iherb.co/JNmgW8r
 もしくは
 オススメ⇒Now Foods, C-1000、250粒
 https://iherb.co/dpTKnHJ

 ※Now FoodsのビタミンCは粒が大きいので、粒が小さい方が良い場合は以下の2つもお勧めです

・ビタミンC
 オススメ⇒Source Naturals, C-1000, 100錠
 https://iherb.co/pgn65xS
 もしくは
 オススメ⇒Solaray, 持続放出ビタミンC、1000mg、100粒
 https://iherb.co/ZZYX3wv

・ビタミンE
 オススメ⇒Now Foods, E-400、268mg(400IU)、250粒
 https://iherb.co/96m5Y6r

1日の摂取量の目安は
ビタミンBは1~3粒
ビタミンCは3~9粒
ビタミンEは1~3粒
となります。

ビタミンCは、朝昼晩に分けて、いつ摂ってもOKです。

ビタミンEと鉄剤は、お互いに8時間以上空けてもらいたいので、鉄は夜に摂り、ビタミンEは朝に摂るようにしてください。

もし3粒飲めるようになって、朝だけでなく分けて飲む場合は、遅くともお昼に摂るようにして、ビタミンEは夕方以降には摂らないようにしてください。

それからビタミンBについては、睡眠の邪魔をすることもあるので、寝る6時間前以降は飲まないようにしてください。

ですからビタミンBも、飲める粒数が増えて、2回に分けて飲むようにであれば、朝と昼に摂るようにしてください。

最後にまとめますと、まずはタンパク質を摂ります。

そして次に鉄剤を摂ります。

そして鉄剤を摂り始めて2週間から1ヶ月経ったら、次にビタミンをはじめてみてください。

これにより、体の中でATPが量産されて、疲れにくくなり、心も穏やかになっていきます。

更に詳しくは、カスタマイズの後のマニュアルでお伝えするので、楽しみに待っていてください。

ちなみに運動に関してですが、ダイエットを始めてすぐに運動をすると、体の中のエネルギーが足りないままやることになり、結局は途中で挫折してしまいます。

なので運動についての指導は、一番最後に持ってくることにしました。

まずは食べるもので体を整えて、毎日の生活を送る為のエネルギーを充実させていきましょう。

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ダイエットインストラクター清水一成です。 2008年からダイエットの「やり方」と「その続け方」についてメールマガジンを通してお伝えしてきました。 痩せたい人やダイエットが続かない人の役に立つ、ダイエットの本当のところを配信していきます。

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