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【メヴィ・ダイエット⑪】食べるのをやめてほしい食品2

2021/11/27
 
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ダイエットインストラクター清水一成です。 2008年からダイエットの「やり方」と「その続け方」についてメールマガジンを通してお伝えしてきました。 痩せたい人やダイエットが続かない人の役に立つ、ダイエットの本当のところを配信していきます。

さてまずは前回の補足からお伝えします。

全粒粉のパンなら大丈夫ですか?というご質問をいただきました。

結論としては、全粒粉のパンもやめてもらいたいと思います。

全粒粉というのは玄米と同じで、完全に精製するのではなく、周りの栄養のある部分を残した状態の小麦を指します。

ただし、完全に生成した真っ白い小麦よりも栄養はあるにはあるのですが、それこそ一皮むけば中身は同じです。

結局はグルテンをはじめとした、不調の原因であったり、内蔵脂肪が溜まりやすくなるのは変わらないので、全粒粉のパンもやめる、もしくは食べる頻度を減らしてもらいたいと思います。

それからもう一つの質問は、麺はどうですか?という質問です。

小麦がダメなら、麺類もダメなんじゃないか?ということですが、麺に関しては、とりあえずOKです。

とりあえずと書いたのは、ようは「頻度」の問題なんですね。

たとえば冷やし中華などは、夏の暑い時期、しかもシーズンのうちに多くても5回くらいしか食べないと思います。

そうめんなども含めても、まあ週に1食~2食程度ならば問題はありません。

ラーメンやパスタなど他の麺類に関しても、麺類を全部合わせて週に1食や2食程度の頻度で食べるのはOKにしたいと思います。

今回「小麦を使った食材」という言い方ではなく「パン」に限定してお伝えしたのは、やはり食パンを毎朝食べる人が多いので、そうなるとどうしても体への影響が大きいからです。

ケトン食といって、かなり糖質制限を必要とするダイエットもあります。

その場合は、パンはもちろん、お米や麺類もほとんど食べることはできません。

ですがそこまで厳密にしなくても、とりあえずパンを止めるだけで、お腹まわりの脂肪が落ちて、かなりスリムになることができます。

ですから麺類に関しては、食べる頻度が多くなければ、とりあえずはOKです。

もし頻度が多い場合は、週に何食くらい食べていて、1食につきどのくらいの量を食べているかを書いて、ご質問ください。

さてここからは、前回書ききれなかった「牛乳」についてです。

前回のパンについてもそうですが、もし関係者の方がいらっしゃったら、本当に残念なお知らせになってしまうと思います。

ただパンにしても牛乳にしても、恐らく従事している方は、どちらも体に良くないということを知らずに扱っているんじゃないかなとは思っています。

そうじゃないと、これだけパン屋さんは増えないでしょうし、牛乳もここまで浸透しないと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、牛乳の場合、何が体に悪いかというと、まずは牛乳を飲むと骨が弱くなります。

「え!牛乳を飲むと骨が強くなるんじゃないの?」と思う方が大半だと思います。

ですが実際は、牛乳を飲むと骨からカルシウムが溶け出して、骨が脆くなってしまうんです。

どういうことか説明しますね。

まずたしかに牛乳には、多くのカルシウムが含まれています。

ただし、そのカルシウムを飲んだ時、それがそのまま骨になるかというと、そうではないんですね。

逆に牛乳は多くのカルシウムが含まれているが故に、牛乳を飲むことによって一気に大量のカルシウムが体に入るという状況をつくってしまいます。

実は、体の中に留めておくべきカルシウムの量というのは決まっています

ですから大量のカルシウムが体に入ってきた時、体はどう反応をするのか?

それは体の中の「カルシウムの量を調整」しようとします。

調整すると聞くと、新しく入ってきたカルシウムの中から、体に取り入れる分を調整するのだろうな、と思うかもしれません。

ところがそうではありません!

人間の体は、体の中にすでにあるカルシウムを体外に放出させることで、体内のカルシウム量を調整します。

「体の中にすでにあるカルシウム」とは何か?

それは当然、「骨に含まれるカルシウム」のことです。

つまり、牛乳を飲んで、体内のカルシウム濃度が上がると、骨に含まれるカルシウムを体外に放出してしまうというわけです。

「でも、牛乳を飲んで新しいカルシウムが入ってきてるんだから、それを使えばプラマイゼロになるんじゃないの?」と思うかもしれません。

ところが牛乳の中のカルシウムは、α型カゼインというタンパク質と結合されている為、人間の胃の中で吸収されにくくなっています。

しかも、日本のほとんどの牛乳は加熱殺菌されている為、カルシウムはリン酸カルシウム塩という物質に変化してしまっていて、人間の体はその状態ではカルシウムとして使うことができません。

つまり牛乳を飲むと、骨の中のカルシウムが出ていってしまう割に、新しく牛乳からカルシウムを摂ることができないのです。

ですから牛乳を飲むたびに、骨の中のカルシウムは減っていき、骨がスカスカになっていきます。

体に良い、骨に良いと思って飲む牛乳が、実は逆に骨を弱らせているということ。

なんとも皮肉な話ですが、この話は前回のパンの話同様に、テレビでお伝えされることはないでしょう。

なぜならテレビの多くのスポンサーは、雪印メグミルクや明治乳業、森永乳業、ハーゲンダッツやネスレなど牛乳メーカーや乳製品メーカーがとても多いからです。

そんな牛乳ですが、なぜ「飲むと骨が強くなる」とか「成長期に飲むと背が伸びる」なんて言われているのでしょう?

なぜ多くの人が、牛乳は健康に良いと思い込んでいるのか?

それは1946年に世界中で発売された「スポック博士の育児書」という一冊の育児書が始まりでした。

この「スポック博士の育児書」は、世界42ケ国語に翻訳されてのべ5000万部発行された世界的なベストセラー本です。

スポック博士はこの育児書の中で、「母乳も粉ミルクも同じ」「 生後3ヵ月での母乳からの断乳」「子どもには牛乳や乳製品を積極的にとらせる」などの指導をしていました。

日本では、その内容がそのまま栄養士教育に採用され、母子手帳もこれを基盤に作られました。

そして、この本に書かれた「牛乳はすばらしい栄養食品だ」という概念は日本中に広まり、子供に対してだけでなく、大人に対しても必要な飲み物として広がりました。

ところがスポック博士はこの後、この論説は間違っていたと世界中に向けて謝罪をしました。

当然、世界中から猛抗議を受けた。スポック博士ですが、そうなることは覚悟をして謝罪をし、その後「スポック博士の育児書」を改定していくことで、その間違いを正していきました。

7回目の改定の頃には、「牛乳は子供のアレルギーの原因になる」「1型糖尿病の引き金になる可能性がある」という初版とは真逆の内容に変わっていました。

ただですね、こういうことは世の中に往々にしてあるのですが、「訂正したもの」というのは世の中に広まりにくいんですね。

しかも、この第7版は日本では出版されませんでした。

つまり日本では、初版に書かれていた間違った情報が、公の栄養士教育や、母子手帳に記載されたままになっています。

一般に浸透している間違った常識も訂正されないまま、今日に至ります。

その上、「スポック博士の育児書」の初版の論説を活かして、牛乳メーカーや乳製品のメーカーによって多くの広告宣伝が行われました。

その結果、「骨を強くして虫歯を減らすためにはカルシウムが必要⇒カルシウムの豊富な牛乳や乳製品を摂るべき」という考えが、多くの人々に植え付けられました。

そして巨大化した牛乳メーカーや乳製品のメーカーは、テレビへの莫大なスポンサー料、及び政府には莫大な政治献金をすることで、彼らにとって不都合な真実を封じ込めているのです。

「不都合な真実を封じ込めている」なんて聞くと、変な陰謀論だと思われるかもしれませんが、実際にテレビでパンと牛乳のことを悪く言っているのを見たり聞いたりしたことがあるでしょうか?

パンや牛乳は体に悪いからといって、流通量を減らした方がいいという法案が提出されたことがあるでしょうか?

おそらくどちらもないと思います。

ですからパンが体に良くないことも、牛乳が本当は健康飲料でもなんてもないことを、未だに多くの人が知りません。

健康どころか、先ほどお伝えしたように、飲めば飲むほどカルシウム不足になることを知りません。

ただ、カルシウムが不足するだけなら、他の食材で補うこともできますが、牛乳が体に悪い理由は、まだ他にもあるのです。

牛乳の中には「カゼイン」というタンパク質が含まれています。

カゼインというのは、全部で7種類あるのですが、そのうちの2種類が人間の体に悪さをします。

どんな悪さかというと、以下の症状の原因になるということです。

乳児突然死症候群、アトピー性皮膚炎、乳ガン、前立腺ガン、卵巣ガン、白血病、心筋梗塞、糖尿病、骨粗しょう症、結石、虫歯、筋委縮症、リウマチ性関節炎、白内障、不妊症、発達障害、自閉症、うつ病、認知症、肥満、慢性疲労症候群

牛乳を飲むことによる健康障害で一冊本が書けるくらい、牛乳による害は多岐にわたります。

牛乳を飲むのを止めただけでアトピーが治ったという報告もあるくらいです。

なぜこんなに牛乳による健康被害があるのか?

それは現代の牛乳が、非常に不自然な飲み物になってしまっているのが一つの要因です。

現在の牛乳は超高温殺菌といって、120度以上の温度で煮沸されます。

この時、牛乳の中のタンパク質は変質してしまい、体の中で消化されにくい物質に変わってしまいます。

超高温殺菌の他にも、「ホモジェナイズ」という処理がされています。

これは生乳のままですと、脂肪が分離してしまうのを防ぐ為の処理ですが、これを行うことで酸化が進んだり、人体で消化できないトランス脂肪酸が発生します。

また、現代の乳牛は、従来の牧草ではなく、元々牛が食べなかった穀物を与えられて、その上、成長を促すホルモン剤なども投与されていて、とても健康に良い飲み物とは言えないというわけです。

このように、牛乳を飲むことは百害あって一利なしなのですが、ただこれはパンの時も言いましたが、牛乳が大好きで牛乳を飲まないとストレスになる、という人は、ストレスを避けるために飲み続けてもよいかもしれません。

ただし、これもパンの時と同様に、牛乳のカゼインからできたモルヒネ様物質(モルヒネに似た物質)の作用で、牛乳中毒になっている可能性は高いです。

牛乳中毒になっている自分に気づかずに、「牛乳が好き」「牛乳を飲まないと1日が始まらない」と思い込まされているのかもしれません。

ですから牛乳に関しても、まずは3週間、まずは3週間でいいので一旦飲むのを止めてみてください。

そして3週間経った後に、また飲むのを再開するかどうかを決めてみてください。

そしてその時には、ぜひマニュアルのこの部分を読み返して、それでも自分は牛乳を再開するかと決めてみてください。

ちなみにヨーグルトとチーズですが、もしストレスなく止めることができるなら、これらも止めることがベストです。

ただヨーグルトとチーズは発酵食品なので、発酵によりカゼインがある程度分解されていて、牛乳そのものよりは少しは消化がよくなっています。

ですからヨーグルトとチーズは、止めるのは一旦保留にしておいて、まずは牛乳を止めることを実践してみてください。

バターに関しては、カゼインが少なく、食べてもカゼインによる害はほとんど受けないので、問題ありません。

今回は以上となります。

摂ってほしくない油に関しては次回のメールで送らせていただきます。

今回の内容もパンの時同様、牛乳好きな人にとっては、かなりショックな内容だと思います。

ですからご自分の中で納得できるまで何度も読み返してみてください。

カゼインについては、本当はもっと細かくお伝えしたいところですが、そうすると話の主旨が分かりにくくなってしまいます。

ですから今回もできるだけシンプルにわかりやすくお伝えしました

なのでもしもっと詳しく知りたいなどがあれば、ぜひご質問ください。

もちろん今回の内容に限らず、これまでの内容についても分からないことがあれば、何でもご質問いただきたいと思います。

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ダイエットインストラクター清水一成です。 2008年からダイエットの「やり方」と「その続け方」についてメールマガジンを通してお伝えしてきました。 痩せたい人やダイエットが続かない人の役に立つ、ダイエットの本当のところを配信していきます。

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